KADOKAWA刊で、鴨志田一氏が出している「青春ブタ野郎」というライトノベルのシリーズがあります。主人公は高校2年生で物語がスタートし、大学生までシリーズは続きますが、その中で主人公に関わる登場人物が関わるのが
「思春期症候群」
です。これを簡単に説明すると「思春期特有の不安定な精神が巻き起こす超常現象」といったところなのですが、著者が物理大好きなんだろうなぁ……というのがよくわかりまして。
その現象が発生する原因の説明に「人間原理」「ラプラスの悪魔」「量子もつれ」「相対性理論」「多世界解釈」などなど、物理学的な理屈を持ち出してくるんですよ。思わず
「そう来たかぁ」
と思うこともしばしば。これは物書きとしては結構悔しい。
というわけで、「これも使えるのでは?」という物理現象を挙げてみることにしました。
「トンネル効果」
あらゆる物を通り抜けられるようになる。どんどん進んで行くと服が着られなくなる。下手をすると地面すらも通り抜けてしまう……いや、服が着られないとか単なるアダルト系の話にしかならんし、地面を通り抜けると死んでしまうのでまずいだろう。その辺は「パウリの排他律」で何とかするしかないか……
「ホログラフィック宇宙論」
もともとはブラックホールに吸い込まれた物質が持つ情報が消えてしまうのを防ぐために考えられた理論。これを応用するとなると……例えば触れると相手の記憶を消すことができるとかどうだろう? で、既に奪い取った他人の記憶を上書きできる能力とか。やべぇ能力だな、これ。
他に何かあるかなぁ……思いついたらまた追加で書くこととしよう。





