最近のお気に入り。
「レジスタ!」
藤丸著
小学館刊
ごめん、今回は書評ではありません。どちらかというと、創作のアイデアというかヒントをもらえた感じです。
登場人物にアンワードシンガー、つまりどこの言語でもないよくわからない言葉を曲に合わせて紡ぐシンガーが出てくるのです。まぁ、現実だとKOKIAが時々歌う「KOKIA語」みたいなもんですね。
で、どうしてそういうどこの言語でもない言葉で歌うのかというと、
「言葉の限界で言いたいことが伝わらない」
からだという。だから曲とオリジナルの言葉が紡ぎ出すイメージで伝えたいことを伝えようとしているというわけ。
うん、まぁ確かに言葉というか単語は受け手のイメージが千差万別で、歌い手のイメージと一致していません。だからアンワードシンガーというのはよくわかる。
しかしなぁ…私は言葉を尽くしてイメージを伝える仕事をしているので、このアンワードは使いたくても使えない。しかも音がなければただの言葉でしかない。それでは伝わるものも伝わらない…よね?いや、もしかしたら何か伝えられる方法があるのか?
詩のような形で?伝えられる?
…うーん…オノマトペのみで伝えようとしているのに近いよね…一度、見た光景をアンワードで書いてみるというのも手かもしれない。その場合はイラストと対にしてみよう。面白いものになるかもしれない。







