「神様のパズル」

今日の我が家本紹介はこれです。

「神様のパズル」 機本伸司著、角川春樹事務所刊

普通の大学生と天才少女が
「宇宙は無から生まれたというのは本当ですか?」
という老人の問いに答えるため、宇宙を作ってみようと奮闘する物語です。

「無から生み出せるなら、まず無を作って…」
など、量子力学のネタをドンドン投入してきます。うまく行くかどうかをシミュレーションでやらせてみたり、新型加速器まで交えてカー・ブラックホールを作るという話にまでかくちょうしたり。

まぁ理論的に正しいのかどうかは別として、登場人物たちがずっと物理学的な議論をしてるってのはすごい作品だな。しかも議論が面白いんだから…あ、それは理系で物理系の人間だけですか、そうですか。

「富士学校まめたん研究分室」

今日の我が家本紹介はこれです。

「富士学校まめたん研究分室」 芝村裕吏著、早川書房刊

とある事件がきっかけで閑職に回されていた自衛隊の研究者が、自動兵器のコンセプトを認めてもらったことで開発を始め…という話。

東アジア情勢、特に朝鮮半島がきな臭いという世界設定なので、それに対応する兵器というあたりがガチな感じです。いまだとむしろ中台関係が危うくなってますので、前提は変わってきていますが兵器としてのコンセプトはいけるんじゃないかな。

「ほしからきたもの。」

今日の我が家本紹介はこれです。

「ほしからきたもの。」 笹本祐一著、角川春樹事務所刊

1960年代に異星人の襲来があり、それと戦っている平行世界での物語。
いや、この設定自体は「妖精作戦」や「放課後地球防衛軍」なんかと似てるのか。

核弾頭まてま持ち出しながら戦っている地球側の基地に、新たなパイロットがやってきて…

著者はバイクを始め総じて機械が大好きなので、こういうレシプロ機なんかも良く出すよねぇ。こっちも読んでて楽しいんだけどさ。

「小娘オーバードライブ」

今日の我が家本紹介はこれです。

「小娘オーバードライブ」 笹本祐一著、角川書店刊

著者の「ARIEL」が巨大ロボット物のパロディだとすると、こちらはコンバットスーツ物のパロディでしょうか。

ノースリーブのレオタードにしか見えないパワードスーツで悪をバッタバッタとなぎ倒す女子高生、というコンセプトの作品だったりします。しかもライバルのお嬢様も出てきますし。うーん…まぁ爽快な活劇物であることは確かなので、楽しくは読めますよ。

「怪人開発部の黒井津さん」

今日の我が家本紹介はこれです。

「怪人開発部の黒井津さん」 水崎弘明著、フレックスコミックス刊

なんかこう、第3話を読んだときにIT系の悲哀とあるあるを見てしまって…はまってしまいました。
「企画当初の案件」
「プロジェクトリーダーの理解」
「デザイナーの主張」
「プログラマーのコード」
「工場長の要請」
「トップの一声」
と案件が進むにつれてどんどん当初の案件から乖離していき、プロジェクトはカオスな状態に。
そして何とか納期に間に合わせて完成させたら
「顧客に必要だったもの」
にはまったくかすっておらず、むしろ「企画当初の案件」が最も近いという涙しか出てこないことに。

うん、なんかわかる。わかるんだよ、それ…

「異世界に語彙力があるとは限らない」

今日の我が家本紹介はこれです。

「異世界に語彙力があるとは限らない」 坂野杏梨著、KADOKAWA刊

まさかの語彙力で無双という設定の物語。
「さっきからある種の言葉を使っていない。お前、四字熟語が苦手だな!」
みたいな感じでバトルが進むんですよ…

うんまぁこの設定をリアルでやると、学習が進むのかなぁ…うまく設定すればというか、教材化すれば面白いことができるかもしれません。

「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました(コミック版)」

今日の我が家本紹介はこれです。

「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」 森田季節作、シバユウスケ画、スクウェア・エニックス刊

過労死した主人公が異世界で不老不死、17歳としてスローライフを送る話。
ただ、お金を手に入れるためにスライムを300年間毎日狩り続けていたらとんでもないレベルになってましたという。

まぁ、レベルとか経験値みたいなのは最近の話だと普通ですので、その中でどれだけ工夫できるかという話ですね。アニメ化もされた作品ですのでそれなりにという評価をしております。

「異世界の勇士」

今日の我が家本紹介はこれです。

「異世界の勇士」 高千穂遙著、徳間書店刊

イラストが安彦良和ですので「アリオン」みたいに見えますが、全く別の作品です。
今から40年くらい前に出た作品で、今だとありふれている異世界召喚物です。

ただしゲームに毒されていませんので、ステータスとかレベルとかチート能力みたいなのは一切なし。自分を鍛えて何とかする系の作品でして、ハーレムみたいになることもありません。

うん、正しい異世界召喚はこうでなくては。