「AIの遺電子 RED QUEEN」

今日の我が家本紹介はこれです。

「AIの遺電子 RED QUEEN」 山田胡瓜著、秋田書店刊

「AIの遺電子」の続編です。アンドロイドの電脳の中にウィルスを仕込む大元を探して、主人公は医師を引退?してとある国に潜り込みます。そこには自分の育ての親の電脳をコピーしたアンドロイドが複数体存在して、非合法なことにも手を染めていました。

自分の出生の秘密にまで遡りながら、出会った人やアンドロイドとの交流を描いています。実際に有機物で体を構成したアンドロイドが世界に溢れたときに発生するであろう犯罪を、いろいろと出しているあたりが未来を先取りしている形になっています。

「暁闇のヴォルフ」

今日の我が家本紹介はこれです。

「暁闇のヴォルフ」 緒方てい著、幻冬舎刊

呪いをかけられた人喰い人狼が人間の少女を守りながら旅をする物語。
その力を得ようまたは利用しようとするドイツ軍などとのいざこざを乗り越え、少女との心の交流を深めていきます。

時代考証やドイツ語訳を立てていることからもわかるとおり、当時のドイツの風習や文化、考え方などが随所に出てきます。
フィクションではありますが、軽くドイツに触れられる作品に仕上がっています。

「平安ブレイズ」

今日の我が家本紹介はこれです。

「平安ブレイズ」 緒方てい著、少年画報社刊

京都を舞台に異能の持ち主たちがあやかしと戦う話。主人公の使う異能の発動は、本来なら生きて使われるはずだった魂のエネルギーが使われるという設定で、死なざるを得なかった恋人の力を使っています。

登場人物は皆なんらかの重たい過去を引きずっており、それを乗り越えながら先に進んで行こうとするストーリーに、人間の絶望や希望を見ることができます。

自分の死を予感したりという話もあり、女性が多い話ではありますが、重たい話ですね。

「異世界美少女受肉おじさんと」

今日の我が家本紹介はこれです。

「異世界美少女受肉おじさんと」 池澤真・津留崎優著、小学館刊

よし、魔王を倒すぞ!俺たちがお互いに惚れる前に!!

アラサーで同期の幼なじみの男二人。勇者として召喚された普通の男だった主人公は、直前の意識から美少女の姿となり。
一方、イケメンで何でもできる相方は、
「こいつが一緒だったら最強!」
と思われていたため一緒に召喚されてしまいます。

ただし女神に暴言を吐いたため、お互いに
「かわいい/かっこいい」
と思ってしまう呪いをかけられることに。

そういうコメディ作品です。

「キメラ」

今日の我が家本紹介はこれです。

「キメラ」 緒方てい著、集英社刊

著者の著したこれまでで最も長い作品です。
特殊な能力を持って生まれた主人公の女性を巡り、帝国やいくつかの組織が入り乱れてその力を利用しようとします。
もう一人の主人公は男性で、平凡な男性でしたが
「もっと力が欲しい」
と願い、修行によって強力な剣士となっていきます。

最終的には二人は結ばれるわけですが、その関係は山あり谷あり…ラブコメではないので、がっつりとした話が読みたい方向けです。

「ゼロから始める魔法の書」

今日の我が家本紹介はこれです。

「ゼロから始める魔法の書」 虎走かける著、KADOKAWA刊

この本では魔術と魔法は別のものとして区別されています。
魔術は魔法陣、生け贄などを用いて悪魔を召還し、悪魔に様々な超常現象を起こさせるもの。
一方魔法の方は「悪魔の契約法則」の略とされていて、悪魔を呼び出すことなく超常現象のみを引き起こす。非常に手軽で習熟すれば誰でも使えるようになるため、危ない技術とも言えます。

魔法の開発者である「ゼロ」が魔法についてまとめた「ゼロの書」が何者かによって持ち去られたため、それを取り戻すための旅を語った本です。

物語はゼロの書の争奪戦から始まり、やがて世界のあり方を問う内容へと発展していきます。詳しくはネタバレになりますので、興味のある方は是非。
ちなみにアニメ化もされています。

「スキルリッチ・ワールド・オンライン」

今日の我が家本紹介はこれです。

「スキルリッチ・ワールド・オンライン」 唖鳴蝉作、三ツ矢彰画、幻冬舎刊

他の人が捨てた
「要らないスキル」
しか入手できないというろくでもないレアスキルを手に入れてしまい苦労する主人公という話。

不遇スキルだの死にスキルだのを手に入れて苦労しながらも這い上がるという作品はいろいろあるけど、
「しゃっくり」
をスキルに入れてるのはいかがなものか…あと
「落とし物」
とか。

ただまぁこういう捨てスキルでも組み合わせによっては強力になるというのはわからんでもない。

もっとも、この作品が面白いか?と訊かれたら
「お勧めはしない」
と答えるだろうけどね。

「RIO」

今日の我が家本紹介はこれです。

「RIO」 笹本祐一著、富士見書房刊(右は角川春樹事務所刊)

左が旧作で右が改稿された新作。主人公は人造人間で非合法のプロという設定。裏の事情で何とか逃げ切りたいまたは守って欲しいと考える依頼人からの仕事をこなしていきます。

妖精作戦でいうところの平沢探偵のような位置づけでしょうか。最近の著者の作品だとあんまりこういう立場の人っていないなぁ…