「昭和史」

今日の我が家本紹介はこれです。

「昭和史」 半藤一利著、平凡社刊

半藤さんの昭和史です。日中戦争の直前から終戦までの内容を氏の語り口調で書いています。

なんといっても取材を徹底的に行って書かれている内容ですので、話の流れがわかりやすい。教科書だとどうしてもイベントベースになるためなにが起こったのかがわかりにくかったりします。
この本では
「誰が何を言い、それに対して誰がどう対応したのか」
が書かれているために、わかりやすくなっています。

この本と以前に紹介した
「もう一度近現代史」
を読むと、明治以降の流れが非常にわかりやすい。これ良いですね。

「隣の女のおかげでいつの間にか大学生活が楽しくなっていた」

今日の我が家本紹介はこれです。

「隣の女のおかげでいつの間にか大学生活が楽しくなっていた」 エパンテリアス著、KADOKAWA刊

異性との付き合いが苦手な主人公が、これまた異性とは距離を取ってきた同級生からちょっかいをかけられまくる話です。ちょっかいをかけられまくっているウチにだんだん慣れてきて、普通に対応できるようになっていくのが初々しくて良いです。

まぁ何気に気に入っている理由は、私も大学に入るまでは異性との付き合いは大変苦手がったから。高校までは
「頼むから話しかけてくるなよ」
という感じで逃げまくっていたのです。高校時代は帰宅部だったから、話をしなくても大丈夫だったんですよ。

大学に入ってサークルに入るとそういうわけにはいかなくなって、話をしているうちに慣れたんです。なので、この慣れていく感じはよくわかると言いますか…

そういう経験のない人には面白くないかもしれませんね。

「ざつ旅」

今日の我が家本紹介はこれです。

「ざつ旅」 石坂ケンタ著、KADOKAWA刊

細かい計画を立てずにする旅です。「雑な旅」なので「ざつ旅」。

実は去年の年末に高校の同級生と話をしていて、旅の話になりました。同級生の夫婦と、女性が1人と私の四人で座って話をしていましたが、夫婦の奥さんの方と私は、行き先だけ決めてあとは細かいスケジュールは作らない派。一方旦那の方と女性は分刻みのスケジュールを作る派。

「ここは20分滞在で、その後移動して○時○分からはどこそこに予約を入れてあるから」

いやいや、そんなスケジュールの旅はイヤなんですけど?!飛行機とか電車の時間は気にするけど、あとは適当で良いじゃん!だってうろうろしてたら面白いところ見つけるかもしれないし!

ということで私は「ざつ旅」派でした。ので、この話は大変好きですね。因みに何カ所かは行ったことのあるところでしたよ。

「フレンドリーな取り立て屋さん」

今日の我が家本紹介はこれです。

「フレンドリーな取り立て屋さん」 きたみまゆ作、ロキチキン画、KADOKAWA刊

Twitterで第一話を見かけまして。いや、正確にはそれを紹介していた「ねとらぼ」さんだったかな?面白そうなので購入してみました。

ちゃんとオチまで準備されていましたが、なかなか考えて作られてますね。

「お前に保険金かけて沈めるんだけど、どこに沈められたい?」

というセリフから始まり、主人公が
「ハワイ」
と答えると
「じゃあパスポート取らねぇとな」
とか、結構斜め上の展開ですわ。

ちょっと楽しい感じなので、興味があれば探してみてください。

「統計でウソをつく法」

今日の我が家本紹介はこれです。

「統計でウソをつく法」 ダレル・ハフ著、高木秀玄訳、講談社刊

そのまま表に出すとアレだけど、平均を上手く使うことで都合の良い数値を作ることができますよー。それにはこうすれば良いですよーなど、ちょっとした技なんかも紹介されています。

まぁあれだ。平均の場合は計算に使われた範囲を訊くとか、せいきぶんぷに乗ってるのかとか、いろいろと訊かんとダメだということですわ。

ウソをつく法ということは、だまされないようにはどうみれば良いのかということでもありますので、統計に疎い方は是非お読みください。

「『買いたい!』のスイッチを押す方法」

今日の我が家本紹介はこれです。

「『買いたい!』のスイッチを押す方法」 小阪裕司著、KADOKAWA刊

そもそも購入には二つの障害がある。一つ目は「欲しいと思わせることの壁」で、もう一つは「価格の壁」だそうな。
つまり欲しいと思っていないものは例え8割引でも買ってもらえないし、欲しいと思わせることができれば多少高い目の価格であっても買ってもらえるというもの。

まさに「買いたい!」のスイッチですね。なんとかスイッチを押すストーリーを見つけないと。

「フェザータッチ・オペレーション」

今日の我が家本紹介はこれです。

「フェザータッチ・オペレーション」 柴田昌弘著、新書社刊

昨日「無脳症」の話を紹介しましたが、ふと思い出したのが脳死状態になった孫娘を大型計算機の端末とする事で蘇らせようとした博士の話。

いや博士自体は既に亡くなっていて、人間としては未熟なこの娘を血族の男性のところにやり、同居させることで人間らしさを身につけさせようとしたのです。
この話はその男性を主人公として進んでいきます。

確か2000年くらいには
「人工知能を人間のように育てるには人間と同じボディが必要」
と言っていた研究者がいましたから、この作品はそれを先取りしたようなものになっています。
ネットワークを介して世界中に影響を与えられるのは「Beatless」にも通ずるものがありますね。

「AIの遺電子 Blue Age」

今日の我が家本紹介はこれです。

「AIの遺電子 Blue Age」 山田胡瓜著、秋田書店刊

主人公がまだインターンだった頃の話です。シリーズの基本は押さえた状態でアンドロイドと人間との関わりを考えていく内容です。

一巻では「無脳症」で脳が存在しない状態で産まれてしまう赤ん坊に、電脳を入れるという話が出てきます。
「その子に魂はあるのか?」
という哲学的な話題ですね。そもそも人間だって魂なるものは存在しないかもしれないし、AIのディープラーニングを知れば知るほど、人間の脳だって複雑なだけのAIと大して変わらんのだろうなぁという感想を持ってしまいます。

でもまあ一般人はそれでは納得しないだろうからこういう作品があるのは良いことだと思います。