「まだ見ぬ冬の悲しみも」

では行ってみましょう。本日読み終わった本です。

「まだ見ぬ冬の悲しみも」
  山本弘著
  早川書房刊

相変わらずの「科学」してますなぁ。さすが「ト学会」をやっているだけのことはあります。出てくる理論の数々は、物理知ってる人でないとついていけないですなぁ。

テイストとしては「時の果てのフェブラリー」に近いですね。短編集なので、1作ぐらいは「ギャラクシートリッパー美葉」のようなハチャメチャなのを期待していたのですが。そう言う意味では一番それに近くて、思わず「ニヤリ」と笑ってしまうのは「奥歯のスイッチを入れろ」ですかね。思わず「加速装置!」って言ってみたくなりましたよ。

まぁ、物理物理したい人は一度いかが?

「祈りの海」

本日読み終わった本です。

「祈りの海」
  グレッグ・イーガン著
  山岸真編・訳
  早川書房刊

前にも紹介したイーガンの短編集です。日本オリジナルのものだそうで。しかも2000年の発行なので、ずいぶんと前に出てた物になります。しかし・・・
いいっすね~、イーガン。特に表題にもなってる「祈りの海」。こういうの大好きです。個人的には「ぼくになることを」や「ミトコンドリア・イヴ」なんてのも良い感じです。

こういう、「最新の科学が人間生活に与える影響」なんかがごく普通に描かれている作品って、真似したくなっちゃいます。ああ、もっと修行せな~。

「科学ジャーナリズムの世界」

本日、ようやく読み終わりました。

「科学ジャーナリズムの世界」
  日本科学技術ジャーナリスト会議編
  化学同人刊

新聞記者やテレビの報道局員など、マスコミ関係者でかつ科学面を担当している方々が書かれた本です。私もこれを購入した当時は天文や宇宙に関するブログを書いていたので、その時の取材方法や広い意味での書くときのノウハウを知りたくて購入したのでした。

今では毎週メルマガを出していますが、

「ああ、やっぱりまだまだ足りないなぁ」

と思っていたりします。もっともっと独自の視点でもって、ズバッ!と切り込む方法を身につけないとなぁ。そうかぁ、小説書いたりしていたわけだから、その辺も融合させた作風を確立させないといけませんね。まだまだ修行が足りないということで。

「小指の先の天使」

昨日、新幹線の中で読み終わった本です。

「小指の先の天使」
  神林長平著
  早川書房刊

氏の有名な「火星三部作」に通じる短編集です。発表年代が1981年から2003年までと20年以上にも渡っているにもかかわらず、全く違和感なしに全編を通して同じテイストなのは驚きです。裏表紙にもあるように、ホントに神林節の原点にして到達点ですね。

集録された作品達の中では、個人的には「なんと清浄な街」と「父の樹」が気に入りました。特に「なんと清浄な街」は、

「観測する者がいるから宇宙はこのような形で存在しているように見える」

という人間原理にも通じますし、コンピューターによって演算され、再現された世界というのは、グレッグ・イーガンの「順列都市」にも通じるネタとして、なかなか面白いものがあります。

氏の作品はちょっと取っつきにくい人も多いかも知れませんが、

「戦闘妖精雪風」
「敵は海賊」

のようにアニメ化された作品もあります。その辺から入れば良いかもしれません。私のお薦めは

「あなたの魂に安らぎあれ」
「完璧な涙」
「時間蝕」

あたりだったりしますが・・・

そうそう、「ラーゼフォン」の小説版も書いてますね。

「鋼の錬金術師 第13巻」

そろそろ佳境に入ってきたんでしょうか?

「鋼の錬金術師 第13巻」
  荒川弘著
  スクエア・エニックス刊

マスタング大佐が軍の上層部にいよいよ切り込みます。
エドが久しぶりに「真理の扉」を開きます。
そして「お父さま」との出会い。

うーん、引っ張りますねぇ。そして物語は佳境に入っていっています。もう一波乱ぐらいはありそうですが、最終回まで突っ走りそうな勢いになってきました。登場人物の動きから目が離せません。

「絶対可憐チルドレン 第4巻」

そろそろある本が出てる頃だな~

と思って本屋に行ったら見つけてしまいました。

「絶対可憐チルドレン 第4巻」
  椎名高志著
  小学館刊

いやぁ、登場人物が増えてきましたねぇ。おまけページもなかなか楽しいし。

さて、いろいろと背景が見え始めてきました。エスパーVSノーマルの対立構造を作ろうとしている組織がだんだんと見えてきた感じです。今後の展開はどうなるんでしょうねぇ、楽しみです。

「OKAGE」

本日読んだ本です。

「OKAGE」
 梶尾慎治著
 早川書房刊

先日も「黄泉がえり」を読み終えたところですが、まぁ、熊本を舞台にした作品をずっと書き続けてますよね~。まぁ、本人、熊本でガソリンスタンドなんかを運営している会社の社長ですからね。地理には詳しいでしょうし。

この話はいわゆる「終末」物。この世の終わりの際に・・・というシチュエーションなのですが、そこまでの展開がすさまじい。

似たようなものにJ・P・ホーガンの「揺籃の星」がありますが、あれとはまた違った感じがします。あんまり書くとネタバレになるので書きませんが。

なかなかに面白い作品でしたので、まだの方は読んでみられてはいかがでしょうか。

「黄泉がえり」

本日読んだ本です。

「黄泉がえり」
  梶尾慎治著
  新潮社刊

買ってから、ずーっとほったらかしにしてしまっていました(苦笑)。ですが、昔から好きで、本はほとんど持っている「カジシン」こと梶尾慎治氏の作品です。

表に

「ホラー」

って書いてあったのと、ハードカバーで持ち歩きにくいために読まずにおいてあったのですが、通勤時間に読む本がなくなってきたので、引っ張り出しました。

氏の物語は「エマノン」シリーズといい、良いものが多いです。最近ですと映画化された

「クロノス・ジョウンターの伝説」

もいいですし、「美亜に送る真珠」「詩帆が去る夏」「梨湖という虚像」という女性を中心にした作品群に、「ちほう・の・じだい」「時の果ての色彩」など、気に入った作品は多いです。

そういや、まだ「OKAGE」が残ってたなぁ・・・来週読むか。