「ひょうたん島問題」

今日の我が家本紹介はこれです。

「ひょうたん島問題」 藤原孝章著、明石書店刊

これ、他言語・多文化共生をどのようにして実現するのかというシミュレーション教材です。CONTACT JapanでやっていたFirst Contact Simulationの緩い版とでも言えば良いでしょうか。

一応小学生を対象とした教材ではありますが、おそらく大学生や大人であっても使えると思います。今後、日本も多人種で、多文化が共生する社会になって来るはずです。その際に、日本文化に強制同化するのではなく、お互いの文化を尊重しながら一緒に暮らしていくという知恵が必要となります。それがグローバル社会で日本が生き残っていくための知見にもなるはずです。

「日本語文例集」

今日の我が家本紹介はこれです。

「日本語文例集」 野内良三著、 国書刊行会刊

昨日からの流れで。いわゆる「良い文章」の例を集めた物です。年代もバラバラで、スタイルもいろいろなものがあります。読んでいると
「あー、こういう文章書きたいなぁ」
と思うようになります。

ただ、読めるからといって、こういう文章が書けるようになるわけではありません。そこは練習というか修行が必要なわけで…

でもこういう文例があると、まず最初のステップである「まねる」というところの段階は大変楽になります。

「国語教師が知っておきたい日本語文法」

今日の我が家本紹介はこれです。

「国語教師が知っておきたい日本語文法」 山田敏弘著、 くろしお出版刊

日本語文法と国語で習う国語文法の違いを説明しています。特に、本来ならば日本語文法としてはこのように教えないといけないのに、国語文法だとそうなっていない問題点をしっかりと解説してくれています。

動詞の格変化、格助詞の分類がおかしいなど、これがおかしいので論理的な文章読解が出来ないのではないかと思ってしまいます。

とりあえず、今作っているコンテンツでは、日本語文法をベースとした国語教材を作っています。

「異文化コミュニケーション・ハンドブック」

今日の我が家本紹介はこれです。

「異文化コミュニケーション・ハンドブック」 石井敏、久米昭元、遠山淳、平井一弘、松本茂、御堂岡潔編、有斐閣刊

昨日は話術の本を紹介しましたので、今日はそのベースとなるコミュニケーション系の本です。
文化とコミュニケーションの関係性や、個人対個人、集団対集団など、様々なコミュニケーションについて解説されています。

この我が家本シリーズでもこれまでにコミュニケーション系の本は幾つか紹介してきましたが、何冊か読むと重要なポイントはどこなのか、などが分かってくるようになりますので、このジャンルに興味があるようでしたら、複数の本を読み比べることをお勧めします。
それこそ、筆者間による考え方の違いなども見えてきますので、文化が異なるといかにそのギャップを埋めるのが難しいかを理解しやすくなるでしょう。

「ルーンの系譜」「ルーン文字」

今日の我が家本紹介はこれです。

「ルーンの系譜」「ルーン文字」 高雄入差著

1990年代前半に出た本です。それまで、日本語のルーン文字研究書って1冊くらいしかなくてですね。今でこそ数が出ていますが、ほとんどが2000年以降に出た本なのですよ。

実はこの本、同人誌なんです。なので、出版社は書いていないのです。聞いた話では、著者の卒業論文だそうで。私がルーン文字好きなことを知っていた後輩が、同人誌即売会に行ったときに見つけて買ってきてくれました。

北欧を中心に残っている碑文に掘られたルーン文字を翻訳していたりという、本格的な研究論文です。卒業論文としては十分な内容だと思います。

そうか、2000年以降にいろんな本が出ているんだから、他の書籍も買うかなぁ…

「ゼロ」

今日の我が家本紹介はこれです。

「ゼロ」愛英史原作・原案、里見桂作画 全78巻 集英社刊

我が家最大の蘊蓄本です。全巻揃ってます。
特徴は…まー、ネームが長い長い…贋作者の話なのですが、そのため美術品や画家についての人生だの制作に対する想いだのを
「これでもか!」
というくらい書き込んでいます。ページによっては文字で全面が埋まっているんじゃないかというくらい。

これらはもちろんもとになる、しっかりとした資料があり、そこから構成されていますので、何冊もの美術書や歴史書を読んだような気にさせてくれます。もちろん、フィクションですし、
「いや、それはないだろ」
という部分もあるんですけどね。

でも、画家の人生についてはノンフィクションですから、このコミックで数多くの作品や画家を知ることが出来ました。

明日も蘊蓄本を紹介予定です。

「宗像教授伝奇考」

今日の我が家本紹介はこれです。

「宗像教授伝奇考」星野之宣著、1990年~ (我が家のは潮出版社刊)

SF関係者には有名な星野之宣氏の作品です。ですが内容はSFではなく、考古学・民俗学・古代史を中心とした話になっています。

日本各地に伝わる伝説に、新しい解釈を付け加えて論を展開する手法は、その昔、NHKで放送された「歴史発見」にも通じるモノがあります。
SFではジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐ者」などがそれに当たるでしょうか。
ただなぁ、ホーガンはガチであの辺の説を信じてたという噂がなぁ…

「日本人のための日本語文法入門」

今日の我が家本紹介はこれです。

「日本人のための日本語文法入門」原沢伊都夫著、2016年 講談社刊

昨日の本は算数・数学のドリルを作成するのに参考にしていますが、こちらは国語のドリル作成の参考にしています。

正直ですね、日本の学校では日本語についてのまともな文法教育が行われていないと感じています。英語の文法に対して、日本語はなさ過ぎます。

これがRSTなどにおける、読解力不足の元凶の一つだろうと踏んでいます。
この本は、外国人に向けての日本語学習テキストがベースとなっているといっても構いません。実際、東京外国語大学でもほぼ同様の文法学習方法が出ています。これをできれば小学校、遅くとも中学校から学習してもらうのが適切だろうと考えています。