今日の我が家本紹介はこれです。
「ホークウッド」 トミイ大塚著、KADOKAWA刊
14世紀に実在したジョン・ホークウッドを主人公とした作品です。舞台はイングランドvsフランスの百年戦争。100年以上にわたって断続的に戦争が続いたもんだから、イングランド側に付いたりフランス側に付いたりと、途中で立場を変えた諸侯も多く、当時の国境線を見ると、コロコロ変わること変わること。それでも、この戦争が終わったときには、今のイギリスやフランスの国境がほぼ画定したとのこと。
ちなみにこの戦争の終盤に出てくるのがジャンヌ・ダルク。ホークウッドが死んだ18年後くらいに生まれてます。それだけ長い戦争だったわけです。
ちなみに、こいつも途中で止まってるんだよなぁ…
「仏教のコスモロジー」
今日の我が家本紹介はこれです。
「仏教のコスモロジー」 W・ランドルフ・クレツリ著、瀧川郁久訳、春秋社刊
たぶん、プラネタリウム番組のネタにと購入した本だったはず。仏教のことはあまり詳しくなかったため、仏教の宇宙観のみならず、さまざまな仏教用語なんかを仕入れるのに使わせていただきました。
キリスト教はある程度分かっているので、次はイスラム教独特のモノがあるかどうかを調べないといかんなぁ…イスラム教の聖典は旧約聖書、新約聖書、コーランの3つのはずなので、キリスト教の所までは同じ。あとはコーランの部分がどうなっているかだよなぁ…
「地球外文明の思想史」
今日の我が家本紹介はこれです。
「地球外文明の思想史」 横尾広光著、 恒星社厚生閣刊
SETI関係のものも我が家にはたくさんあります。特に歴史に関してはなかなかまとめてくれている本が少ないので、この本はありがたいです。特に科学史や、それこそ思想史として関連する項目を取り上げてくれているのはありがたい。
SETIをやってみたい人や、そちら方面に進みたい人は必読です。
「22世紀から回顧する21世紀全史」
今日の我が家本紹介はこれです。
「22世紀から回顧する21世紀全史」 ジェントリー・リー&マイクル・ホワイト著、 アーティストハウス刊
結構前(2003年)に出た本なのですが、今読んでも面白いです。もちろんここに書かれたことは想像上のものでしかありませんが、起こりえることを明示したという点では、一読の価値はあります。
例えば、中国の台頭。台湾併合などの話しは、香港で起こっていることを想起させますが、それよりもドラスティックです。
例えば、インドとパキスタンの対立。これまでもずっと対立はしてきましたが、核戦争の危険を示唆しています。
そしてEU崩壊。ブレグジットでゴタゴタしたEUですが、この本では移民問題などでドイツがEUを離脱する可能性を示唆しています。
まぁ、ネタとして読むと良いのでないでしょうか。
「アンゴルモア 元寇合戦記」
今日の我が家本紹介はこれです。
「アンゴルモア 元寇合戦記」 たかぎ七彦著、 KADOKAWA刊
これまではヨーロッパの歴史を紹介したコミックを紹介してきましたが、今回は日本史です。もう戦国や幕末は飽きたので、どうでも良いです。ということで、鎌倉時代の元寇です。
1274年の文永の役、そして1281年の弘安の役の2回ありましたが、本作品は文永の役の方。もちろん史実の部分と創作の部分があるわけですが、10巻までは対馬での戦いが描かれています。この部分はアニメにもなりましたが、当時の流人の扱いや、日本武士の戦い方、そして大陸の戦い方が全く違うというのは面白いものです。
11冊目からは博多編に入っています。こちらは歴史の教科書に掲載されていることで有名な「蒙古襲来絵詞」などが参考にされています。実際、博多編の第2巻には、上記を描かせたことで有名な竹崎季長が登場します。
まだ連載中のものですが、当時の日本を知るにはちょうど良い作品ではないでしょうか。
「ヴィンランド・サガ」
今日の我が家本紹介はこれです。
「ヴィンランド・サガ」 幸村誠著 講談社刊
そろそろこれを紹介しないと。ということで、ヴィンランド・サガです。これ、実在した人物が出てきます。第1巻から出てくるのがレイフ・エリクソン。歴史上でもヴィンランドの発見者とされている人物です。
当時、北ヨーロッパのヴァイキングの一派は、アイスランド、グリーンランドを経由してアメリカ大陸に渡っていました。実際にニューヨーク付近まで進出していたようで、ヴァイキング遺跡が出て来ます。このアメリカ大陸のことを「ヴィンランド」と呼んでいます。
もう一人はクヌート。ヨーロッパ大陸北部とイングランドにまたがる北海帝国を築いたデンマーク王です。まぁ、本物のクヌートがこんな人物だったのかどうかはともかく、父親のスヴェンと共にイングランドにデーン王朝を打ち立てた人物です。この北海帝国はクヌートの死後に崩壊してしまいますが、中世においてデンマークが強国として君臨する礎となります。近世にプロイセンに敗れてどん底に落ち、そこから今のデンマークが形作られるわけですが、もしかしたら北海帝国を発端とする強国デンマークのイメージが近代までデンマーク人の意識を縛ったのかも知れませんね。
「エルジェーベト」
今日の我が家本紹介はこれです。
「エルジェーベト」 Cuvie著、 講談社刊
ハプスブルグ繋がりで、今度はコミックです。主人公は「流血の伯爵夫人」バートリ・エルジェーベトではありません。
19世紀、プロイセン王国とドイツエリアの覇権を争っていた当時の、ハプスブルグ家の皇妃です。
この後、オーストリアはハンガリーの独立を認め、オーストリア皇帝とハンガリー王をハプスブルグ家が兼ねるという二重帝国になります。
ですが、この約50年後、第一次世界大戦で敗戦国となり、帝国は解体されていくのです。ハプスブルグ家もそこでほぼ命脈が絶たれてしまい、王家ではなくなってしまいます。その流れの端緒になった時代の話です。
ヨーロッパにおける民族解放運動に興味があれば、是非。
「ハプスブルグ帝国」
今日の我が家本紹介はこれです。
「ハプスブルグ帝国」 岩﨑周一著、 講談社刊
大学時代に歴史の講義を受講していました。その時のテーマが「第一次世界大戦直前のオーストリア=ハンガリー二重帝国」
だったのです。そう、ハプスブルグ家についての話です。
その時から、この家の歴史を追いかけてみると、大変面白い。一時期、スペイン国王も兼ねていたこともあり、その頃の版図はものすごく広かったのです。
この本は、ハプスブルグ家の立上げから始まって、第二次世界大戦後に至るまでの歴史を概観しています。1000年ほどにも及ぶ歴史を辿ると、その中には色々な意味で「とんでもない」人物がたくさんいます。そういう人たちに触れるのも、この本の楽しみでしょう。
