今日の我が家本紹介はこれです。
「FOOTPRINTS」 デイビッド・ファリアー著、東洋経済新報社刊
人新世と呼ばれるようになった今の時代。未来から見たらどんな物が残るのかについて書かれています。第1章は道路。続いて都市、プラスチック、氷床コアへの影響、珊瑚礁の破壊、核廃棄物、生物多様性の消滅、微生物の攪乱と続きます。
正直、プラスチックが化石として残るには数百万年以上、少なくとも地層に示準化石として残るには10万年以上の時間が欲しいわけですが、都市や道路はそんなに長いこと残るでしょうか。さすがにキビシイ。
一方、大量絶滅や珊瑚礁の破壊、核廃棄物なんかはかなり長いこと「あしあと」として残ります。氷床コアを採集した際に大気中の二酸化炭素濃度が高かったというのも分かるでしょうね。
1000万年くらい経って、その時に何らかの知的生命体が地球にいたとしたら、その生命体は大量絶滅の原因を二酸化炭素濃度の上昇に求めるかも知れませんが、その裏にあった事情を理解できるかどうかですね。まぁ、人類の化石も発見されるでしょうから、その辺りから推測するのかも知れませんが…
地図とデータでみる都道府県と市町村の成り立ち」
今日の我が家本紹介はこれです。
「地図とデータでみる都道府県と市町村の成り立ち」 齊藤忠光著、平凡社刊
廃藩置県からこっち、都道府県というのがどの様に設置され、統合され、廃止されたのがまた復活し…という形で今の状態になったのかを紹介してくれています。この辺、結構面白い。大規模な市町村合併も扱われていますし、待ちの成り立ちというか、地域の成り立ちを知る上では避けて通れない情報が手に入るのはありがたいものです。
ただなぁ…思ってたのとはちょっと違う。もう少し地域毎の人口の変遷とかその他の情報がデータとして出てくるのかと思いきや、データの方は拍子抜けするような内容なんだよなぁ…新書ごときにそこまでの情報を期待するなということか。
「戦艦大和の収支決算報告」
今日の我が家本紹介はこれです。
「戦艦大和の収支決算報告」 青山誠著、彩図社刊
戦艦大和をお金の中心に語る書籍です。もちろん当時の金額と今の金額では物価が何桁も異なりますのでそのままだとわかりにくいのですが、当時の初任給や月給の額が入っているため、そこから想定することができるような工夫もされています。また当時の為替レートもありますので、日本と米国の建造費用の比較なんかもできます。
まぁ、結局の所、赤字なのか黒字なのかは特に語られないのですが、単体で見れば大赤字なのは間違いないでしょう。とはいえランドマークプロジェクト、今で言うところのムーンショット型プロジェクトだったことは間違いありません。大和で培われた様々な技術が戦後のもの作りに活かされていくことになりますから。アメリカで言えばアポロ計画と同じです。あれば確か今の価値に直せば13~14兆円くらいかかっていたはずです。つまり人間一人を月に送るのに1.1兆円以上かかっていた計算ですから単体としては大赤字です。しかしその派生技術が様々な利益を生み出しました。大和もそういう物だと思うしかないのかも知れません。
「本当にあった!特殊飛行機大図鑑」
今日の我が家本紹介はこれです。
「本当にあった!特殊飛行機大図鑑」 横山雅司著、彩図社刊
まぁ、人間はいろいろと試行錯誤をするものなのですよ。まぁ、表紙にもなっているXB-70「ヴァルキリー」は失敗と言うよりも単に不幸だと思うけどね。
この中には実験機も数多く含まれていますので、何やってもアリだよねって勢いで作っちゃったものとか、作る前に
「いやいや、ダメでしょ」
というものまでいろいろありますが。あと、
「こうしたらいけるだろう」
と思ったら全然ダメダメだったやつとかね。
航空機はこれでだいたい網羅されてますので、同じく車というか地上を走るヤツとかも見てみたいですね。そういや、ロケットエンジン積んだ「ロケットカー」とかいうトンデモもあったなぁ。
「図解 大づかみ日本史」「図解 大づかみ日本の近現代史」
今日の我が家本紹介はこれです。
「図解 大づかみ日本史」 『歴史読本』編集部編、KADOKAWA刊
「図解 大づかみ日本の近現代史」 倉山満編著、KADOKAWA刊
昨日は世界史でしたので、今日は日本史。日本史はざっくりと全体を紹介するものと、明治維新以降を紹介するものの2冊です。正直、日本史の方は知っている内容が多いので、あんまり重宝しません。まぁ、日本史の教科書を読めば大体は出ている内容ですし。
一方、近現代史は日本の学校教育では「最も重要なのに習わない」というどうしょうもないカリキュラムに翻弄されている部分ですので、大づかみであっても知ることは重要です。まぁ、この辺の書籍は最近色々と出回るようになりましたし、それこそ半藤一利氏の書籍を手に入れるのが一番なのですが、要点だけを先に知っておくと便利だろうと思います。

「図解 大づかみ世界史」
今日の我が家本紹介はこれです。
「図解 大づかみ世界史」 『歴史読本』編集部編、KADOKAWA刊
本当にざっくりと世界史の流れを知ることができます。そして教科書と異なるのは、古代アフリカ史やオセアニア史、中南米史にまでちょっと踏み込んでいるところ。あと、ハワイ統一とかね。
雑学レベルにしかなっていない本ではあるのですが、世界史が苦手だったとか、あまり詳しくないですという人にはちょうど良い程度かも知れません。
そうそう、イスラム史もキチンと取り上げられているのがよいですね。
この流れで、科学史も出ないかなぁと思ってしまいます。まぁ、自分で書けば良いのでしょうけど。
「西暦一〇〇〇年 グローバリゼーションの誕生」
今日の我が家本紹介はこれです。
「西暦一〇〇〇年 グローバリゼーションの誕生」 ヴァレリー・ハンセン著、赤根洋子訳、文藝春秋刊
この頃、ヴァイキングがアメリカ大陸に到達したり、アフリカ大陸からインド辺りまでが繋がったり。ということで、世界のほとんどの地域が繋がり、物や情報が行き交うようになりました。ちなみに北欧のヴァイキングの墓からアラブのコインが出てくるというのは結構有名な話。
その前の時代は陸と海のシルクロードが中心だったわけで、ほぼユーラシア大陸の東西が行き来のメインだったわけです。しかし、この頃には航海技術の進歩などもあり、世界が広がったよ、という話が紹介されています。
世界史の観点で読むと、大変面白い本です。
「宇宙を空想してきた人々」
今日の我が家本紹介はこれです。
「宇宙を空想してきた人々」 野田昌宏著、NHK出版刊
SFの紹介をしているものです。当時あったNHK人間大学のテキストです。特に宇宙開発や宇宙人との交流について描かれた作品をいろいろと紹介しています。
当然H.G.ウェルズの「宇宙戦争」なんかも取り上げられていますが、そこに留まらず「2001年宇宙の旅」、宇宙開発なら「月世界の女」なども取り上げられています。
また宇宙と言いながら時間SFにも言及していまして、「タイムマシン」はもとより「12モンキーズ」まで扱っているあたりがさすが故野田昌宏氏ですよね。
