「三番目の月」

今日の我が家本紹介はこれです。

「三番目の月」 文月文著、ワニブックス刊

ファースト・コンタクト・シミュレーションというのがあります。これまで会ったことのない未知の部族や人種と遭遇した際に、言葉も風習も全く一致しない相手とどの様に意思疎通をするかというものです。文化人類学の範疇です。

さて、この本は、遙かな未来、何らかの理由で地球から脱出せざるを得なかった人類。そんな人類が、自分たちの故郷の星だとは知らずに送り込んだ調査員達による、地球文明の解釈に焦点が当てられています。

神社の鳥居と工事現場の立ち入り禁止のポールに類似点を発見して「ここは聖域だったのかなぁ」と考えたり、尿瓶を飲み物を入れるものだと考えたり。

我々からすると、「そういう風に使う物じゃないよ!」と言いたくなりますが、もしかしたら私たちが見ている古代の発掘品も、当時の人たちからすると「そうじゃない!」と思えるような物なのかも知れません。

「チーズの時間」

今日の我が家本紹介はこれです。

「チーズの時間」 山口よしのぶ著、花形怜原作、芳文社刊

我が家の蘊蓄本、その4です。「本日のバーガー」と同じ原作者の作品ですが、こちらはチーズ。いや、実はチーズ大好きでして。なので、こういう作品はテンションが上がります。

もちろん単品で食べても美味しいのですが、飲み物と合わせるとより美味しくなりますし、なによりも料理に使うとほんと美味しいですよね。でも、どんな料理に使うのかによって、あっさり系なのかこってり系なのか、クセが強い方が良いのかなど、いろいろと考えます。

ちなみにチーズリゾットは以前、ゴーダチーズで作りました。チェダーでも合うのかもしれませんが、実は青カビの入ったゴルゴンゾーラをちょっとだけ混ぜると良いのではないかと考えています。たくさん入れるとしんどいのですが、ちょっとだけいれると、味のアクセントになりますからね。

「本日のバーガー」

今日の我が家本紹介はこれです。

「本日のバーガー」 才谷ウメタロウ著、花形怜原作、芳文社刊

我が家の蘊蓄本、その3です。ハンバーガーの本なのですが、これがまた作りたくなる内容なのですよ。学生時代にファーストキッチンでアルバイトをし、時々自宅でも自分でハンバーガーを作っていた身としては、当時の内容を思い出して、楽しくなってしまいます。

オニオン・オーキーとか、セルビアンバーガーとか。美味しそうです。大学時代のアルバイト以来、ハンバーガー大好きなので。少なくともセルビアンの方は作ってみたいなぁ。

「はたらく細胞」

今日の我が家本紹介はこれです。

「はたらく細胞」 清水茜著、講談社刊

楽しくお勉強シリーズです。人体を構成している細胞を擬人化したこのコミック、アニメにもなりました。

がんの仕組みや、花粉症の際に起こっていることなどが紹介されています。結構勉強になるので面白いです。

そしてスピンオフ作品も数多く出ています。その中でも「はたらく細胞BLACK」では、あまりにも不摂生を続ける人の体内で起こっていることを紹介しています。うわぁ…たしかにこれは体に悪いわ。細胞達はブラックな環境で働き続けているんだなぁ…と思ってしまいますね。

「エルジェーベト」

ようやく読了です。いや、3冊しか無いのに、なんでこんなに時間がかかったんだか…

「エルジェーベト」
 Cuvie著
 講談社刊

舞台は19世紀のオーストリア=ハンガリー二重帝国。いや、正確には二重帝国が成立する時代です。

当時は小国に分裂していたイタリアが統一され、同じく分裂していたドイツがプロイセンによって統一された時代です。ナポレオンが活躍した後の時代で、ハプスブルク家が没落しつつあったのも、この頃です。まぁ、没落していった結果、オーストリア帝国はオーストリア=ハンガリー二重帝国となるのですが。

この時に皇后であったエリーザベト・アマーリエ・オイゲーニエ・フォン・ヴィッテルスバッハをモデルにしたフィクションです。ちなみに「エルジェーベト」というのは「エリーザベト」のマジャール語読みです。

個人的にはここから第一次世界大戦に向かうあたりの歴史に興味があります。大学で受講した世界史の講義がちょうどこの頃を取り扱っていたこともあるのですが、オーストリア=ハンガリーの姿が長いヨーロッパの歴史で「国」というものがどういうものであったのかを知る手がかりだと思っているからです。

ちなみにこの二重帝国という制度は、オーストリア帝国の皇帝とハンガリー王国の国王を同じ人物が務めることからついています。実はハプスブルグ家の領土が最大だった頃は、ドイツや北イタリア、さらにはスペインまでも領土となっていました。これはスペイン国王も兼ねていたからです。

この制度はいまでもイギリスにて使われています。ちなみにイギリスという名称の国はなく、正式には連合王国(United Kingdoms:UK)です。イングランド王国、スコットランド王国、ウェールズ王国、北アイルランド王国の4つの国の国王をエリザベス2世が1人で兼ねているため、正式名称はUKなのです。地図によっては「グレートブリテン島および北アイルランド連合王国」と書かれている地図もありますね。

というわけで、私もなるべく「イギリス」とは言わず、「UK」を使う様にしています。またアメリカ人は自分の国のことを「USA」と呼ぶので、こちらもできるかぎりUSAを使うようにしています。

今月の歩数:63,684歩
今日の体重:72.3kg

「JyaJya」

今日の我が家本紹介はこれです。

「JyaJya」えのあきら著 1~26巻 小学館刊

昨日に続いて蘊蓄本です。いわゆるバイクマンガなのですが、旧車と呼ばれる古いバイクを扱っています。主にイタリアンバイクですが、この巻では英国車についても触れられています。

小学校の頃に「750ライダー」を読んで以来、バイクに憧れがあります。この歳まで免許も取らないままやって来てしまいましたが、元気な内に取りたいなぁ…で、晴れた日にてろてろとツーリングしてみたいものです。まぁ、もう1日で何百キロも走るようなことは無理ですがね。それに、行った先で写真も撮りたいし。

そうだなぁ。琵琶湖を2泊3日で一周するとか、良さそうな気がする。滋賀県内を1週間かけてのんびりと回るというのも良いなぁ。車だと、良い被写体や風景を見つけたときにすぐに止まって、というわけには行きませんからね。

「ゼロ」

今日の我が家本紹介はこれです。

「ゼロ」愛英史原作・原案、里見桂作画 全78巻 集英社刊

我が家最大の蘊蓄本です。全巻揃ってます。
特徴は…まー、ネームが長い長い…贋作者の話なのですが、そのため美術品や画家についての人生だの制作に対する想いだのを
「これでもか!」
というくらい書き込んでいます。ページによっては文字で全面が埋まっているんじゃないかというくらい。

これらはもちろんもとになる、しっかりとした資料があり、そこから構成されていますので、何冊もの美術書や歴史書を読んだような気にさせてくれます。もちろん、フィクションですし、
「いや、それはないだろ」
という部分もあるんですけどね。

でも、画家の人生についてはノンフィクションですから、このコミックで数多くの作品や画家を知ることが出来ました。

明日も蘊蓄本を紹介予定です。

「百姓貴族」

今日の我が家本紹介はこれです。

「百姓貴族」荒川弘著、2009年~ 新書館刊

百姓がいかにお貴族かという話(笑)。
「3000坪とか言われても分からん!ha(ヘクタール)で言え!」
とか
「え?敷地の中に川が流れてるの普通でしょ?」
とか。北海道の農家は土地の広さの概念からして違います。

あと、物々交換で大抵のものは手に入るとかもすごいですな。今から百姓になろうとは思いませんが、せめて散歩が出来るくらいの庭は欲しいなぁ。今回の新型コロナ騒動で、もっと田舎に引っ越したい願望に火が付きましたよ。

ちなみに同じ著者の作品だと、こっちの方が有名。
「銀の匙」小学館刊
こっちの方が若干マイルドかなぁ。