「CURATION」

今日の我が家本紹介はこれです。

「CURATION」スティーブン・ローゼンバウム著、野田牧人訳、田中洋監訳・解説、2011年 プレジデント社刊

キュレーションとは何か、からはじまり、Web全盛およびSNS時代におけるキュレーションとはどうあるべきなのか、などについて説明している書籍です。発行年を考えれば、早い段階からいろいろと考えていたんだということがよくわかります。

実際、私もこの内容をベースに月探査系の研究会で発表をしたことがあります。あれももう2012年とか2013年くらいの話なので、相当前になりますけどね。

ちなみに、数年前にはキュレーションメディアと呼ばれるWebメディアの記事がパクリばかりで、大問題になったこともありましたね。あーいうのはさすがにダメダメですけど。

「マーフィーの法則」

今日の我が家本紹介はこれです。

「マーフィーの法則」アーサー・ブロック著、倉骨彰訳、1993年 アスキー刊

「失敗する可能性のあるものは、失敗する」
で有名なマーフィーの法則です。この本、大好きでして、今でもちょくちょく引っ張り出しています。ちなみに「続」以外にも「Woman」とか、他にも何冊か家にあります。

IT業界にいると役に立つのは、スケジュールにおける90/90の法則です。曰く、
「プロジェクトの90%を終了させるには、スケジュールで決められた期間の90%の時間がかかる。残りの10%を終了させるにも、同じだけかかる」
とされています。

これまでの経験に照らして解説すると、残りの10%は要件が固まっていない又は曖昧、もしくは担当者によって解釈や目標が異なる部分で、紆余曲折をしているとどんどんスケジュールから遅れていきます。

特にIT業界では、これらを完璧に対応しようとすると、完成した頃には時代遅れになっていて、使い物にならなくなります。重要なのは、完璧でなくてもリリースすること。そして使い始めることです。どうせ「完璧」の定義なんて人によって違うんですから。

「日本のイノベーションのジレンマ」

「7日間ブックカバーチャレンジ」

昨日は世界各地の「文明」の話を取り上げましたが、もしかしたらその文化的な
国民性というか、発想を超えて何かを成し遂げるために必要なアイデアが、今日
紹介する本にあるのかもしれません。

【第6日目】
「日本のイノベーションのジレンマ」 玉田俊平太著、2015年 翔泳社刊

「そこはクリステンセンの『イノベーションのジレンマ』を紹介するところでは?」
という声も聞こえてきそうですが、私にとってはこちらです。

実は仕事で著者である玉田俊平太先生の講義を録画する機会があったのです。
その際に講義を聴かせていただき、この本を読むことで、
「時間を掛けて完璧なモノを作って…」
という日本的な意識がふっ飛びました。私の仕事分野はIT系ですので、少しくらい完成度が低くても、使い勝手がイマイチでも、まずは出してみて使ってくれる人たちの反応を見ることが大事だと思うようになりました。

正直、これまでにないような物を開発する場合、「どうなったら完璧なのか」などわかるはずがないのです。であれば、おもちゃのような出来でも、まずは出してみる。その後、改良を続け(持続的イノベーション)、やがて使えるレベルになれば、先行者利益を享受できるようになる。これが既存のサービスを駆逐して「破壊的イノベーション」となる、と。

もちろん1つ出せば成功するというほど甘くはありません。1つの成功の裏には死屍累々という状態になっているでしょう。でも、出し続けなければ何も始まらないのですから。
その出し続ける大切さを考えさせられた本です。

「ウェブはバカと暇人のもの」

ちょっと気になったので購入&読了。

「ウェブはバカと暇人のもの 現場からのネット敗北宣言」
中川淳一郎著
光文社刊

確かに、ブログのコメントなんかを読んでると

「この人、仕事中に書いてるのかなぁ?それとも仕事がないのか?」

と思うことがあります。仕事中に書いてるんだとすると、会社勤めの人に対しては

「真面目に仕事せんかいっ!」

って言いたくなりますし、仕事してない人なら

「いや、ちゃんと働こうよ。っていうか、職探ししようよ」

と言いたくなってきます。まぁ、大きなお世話なんだろうとは思うんですけどね。私が仕事中は忙しくて、下手したら昼食が16時とか17時になったりする事もある状態なものですから、暇そうに仕事している人で、しかも私よりも給料が多かったりすると

「給料分は働かんかいっっ!!」

って激しく言いたくなってくるわけですよ。

しかしまぁ、著者の言わんとしているところはよくわかります。私のブログはタイトル下にも謳っているとおり「日記」であり、それ以上のものでもそれ以下のものでもありません。別に誰かに読まれても読まれなくても、世界には何の影響も与えません。だって日記だし、備忘録的に書いているだけだし。

ローカルのハードディスクに保存してても良いんだけど、ネット上にあればどこからでも書き込めるし、近況報告も兼ねてしまえばいいし。しかも簡単に検索もできるし、カテゴリ分けも楽。データは定期的にバックアップすればいいしね。

つーか、ネットねぇ…便利だから使ってるし、これがない状態にはもはや後戻りできない生活というか仕事スタイルをしてるんですけど、精神的にべったりと依存してるわけでもないしなぁ。精神的にべったり依存するのは危険だと思うんですよねー。パソコンもネットも、あくまでも道具なんだし。

興味のある方は、一度ぱらぱらっと立ち読みでもしてみて、じっくり読みたくなったら購入されてはいかがでしょうか?結構面白い本です。

もっとも、普段からサイト運営なんかをしてると

「あー、あるある」

とうなずいてしまうだけなのかもしれませんが。