「首都防衛」

久しぶりに我が家の本紹介です。そろそろ新しい本が溜まってきましたので、週1冊orシリーズくらいで紹介していきましょう。

「首都防衛」
 宮地美陽子著
 講談社刊

「防衛」と言っても軍事面の話ではなく、地震と噴火などの自然災害から首都や日本をどう守るのか?という観点での話です。特に首都直下地震、南海トラフ巨大地震、そして富士山噴火の3連動災害が発生するとどうなるのか、という観点で書かれています。

実際に江戸時代にはこの3連動が発生し、それが江戸幕府の滅亡に繋がっていったのではないかという話なども書かれています。ですから、もし今の時代にこの大災害が発生してしまうとどうなるのか、そしてそこから日本を守るにはどの様な対策をしておく必要があるのか、について様々な提言がされています。

今年は元旦に能登半島地震が発生するなど、災害に対する意識が高まっているところですから、是非、興味のある人には読んで欲しい書籍です。