レジスタ!

最近のお気に入り。

「レジスタ!」
 藤丸著
 小学館刊

ごめん、今回は書評ではありません。どちらかというと、創作のアイデアというかヒントをもらえた感じです。

登場人物にアンワードシンガー、つまりどこの言語でもないよくわからない言葉を曲に合わせて紡ぐシンガーが出てくるのです。まぁ、現実だとKOKIAが時々歌う「KOKIA語」みたいなもんですね。

で、どうしてそういうどこの言語でもない言葉で歌うのかというと、

「言葉の限界で言いたいことが伝わらない」

からだという。だから曲とオリジナルの言葉が紡ぎ出すイメージで伝えたいことを伝えようとしているというわけ。

うん、まぁ確かに言葉というか単語は受け手のイメージが千差万別で、歌い手のイメージと一致していません。だからアンワードシンガーというのはよくわかる。

しかしなぁ…私は言葉を尽くしてイメージを伝える仕事をしているので、このアンワードは使いたくても使えない。しかも音がなければただの言葉でしかない。それでは伝わるものも伝わらない…よね?いや、もしかしたら何か伝えられる方法があるのか?

詩のような形で?伝えられる?

…うーん…オノマトペのみで伝えようとしているのに近いよね…一度、見た光景をアンワードで書いてみるというのも手かもしれない。その場合はイラストと対にしてみよう。面白いものになるかもしれない。

重力レンズ商品の解説

昔、重力レンズの研究をやっていたこともあり、
「相対性理論では~」
みたいな難しい話は置いといて、何とか楽しく知ってもらいたいと思ってキーホルダーとステッカーを作ったのですが…

「情報量多いですね!」

という意見を何度かいただきましたので、ここでちょっと解説しようと思います。

まず、重力レンズというのはブラックホールの様な強い重力を持つ天体が存在すると、ブラックホール周辺で光の進路が曲げられてしまうことにより、その向こう側にある天体の姿が歪んで見えるというものです。

例えば、地球を遠くから見たとします。次のような感じに見えるはずです。

もしあなたと地球の間にブラックホールがあったとしましょう。すると地球は次のような姿になって見えることになります。

これはあなたと地球の中心とを結ぶ線上にブラックホールがあった場合の姿です。どんな天体でも、この「アインシュタインリング」と呼ばれるような状態になって見えます。

例えば遠くにある不規則銀河の場合はどうでしょう? オリジナルが次のような銀河だとすると…

ブラックホールがあると次のようになります。

うん、どんな天体でもキレイなリングを形成して見えることになります。

で、この時になんとなく

「好みどストレートだと、あばたもえくぼ」

という言葉が頭に浮かびました。

「そうか、どんなぐちゃぐちゃな天体でも、重力レンズを通せばキレイなアインシュタインリングになる。まるで恋する人が相手のことを素晴らしく見てしまうようなものでは無いか。「恋は盲目」ってヤツだな。」

そう、そうして生まれてしまったのですよ。

つまりブラックホールが相手の天体と一直線になっている状態は「好みどストレート」。

ブラックホールがなく、そのままの姿が見えている場合は「眼中にない」。

一直線からちょっとずれると「ナシ寄りのアリ」、もっとずれると「アリ寄りのナシ」。

じゃあ、それを文字として周囲に入れるとどうなるか?

まぁこんな感じになるわけですよ。

もしあなたが告白をされたとき、相手をどう思っているかに合わせて、この4種類を使い分けて渡していただければ、と思います(笑)。

ちなみに天の川銀河バージョンもあります。

関西コミティア75参加

本日より申し込みの始まった「関西コミティア75」に参加を申し込みました。
2026年1月25日(日)にインテックス大阪にて開催されます。

皆様のお越しをお待ちしております。

関西コミティア74参加しました

本日、京都は竹田駅から歩いて15分程の場所にある京都パレスプラザで開催された「関西コミティア74」に参加してきました。もちろんサークル参加です。

前回の名古屋とはうって変わって、いろんな人がやって来てくれまして、説明をしながらお話しするのが大変楽しかったです。楽しんでもらえたのであればうれしいですね。

そして今回の新作「SFコミュニケーション論」もお買い上げいただけました。ありがとうございました。

次のサイエンスブックフェスタに弾みがつきそうです。

「リアル月面基地の作り方」脱稿

来月のサイエンスブックフェスタに向けての新刊である

「リアル月面基地の作り方」

を脱稿。プリントパックに発注まで終わりました。1週間ほどで到着予定です。これで来月も新刊が出ます。