ヘッドライン・ニュース スペースシャトル計画は誤り
○「シャトル計画正しくなかった」NASA長官、米紙に<読売新聞>
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050929i503.htm
○シャトル飛行、18回に削減=ステーション見直しで米国方針-文科省<時事通信>
http://www.jiji.com/cgi-bin/content.cgi?content=050930123721X824&genre=soc
○シャトルとISS建設は誤りとNASA長官、米紙<CNN日本語版>
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200509290029.html
アメリカ国内でもずいぶんと議論になっていたようですが、じつは私も言われるまで気がついていませんでした。2001年頃にいろんな人と話をしていて、「何の訳にもたたない翼はムダ」「ロケットで打ち上げれば良いモノまで、有人のシャトルで打ち上げるのではコストがかかりすぎる」などなど、シャトルに関しては「こんなにスジの悪い設計の機体はない」ということがわかってきていました。遂にNASAも、そのことを認めたわけです。
ニュース一覧
今週もいろんなニュースが出ています。
【宇宙開発:野口宇宙飛行士】
○「青い地球、強烈な存在感」 宇宙飛行士の野口さん会見<朝日新聞>
http://www.asahi.com/science/news/TKY200509280221.html
○野口聡一飛行士:宇宙遊泳 能の舞、身のこなしを参考に<毎日新聞>
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20050929k0000e040059000c.html
○宇宙から撮った故郷の写真、野口さんが初公開<読売新聞>
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050930i507.htm
○宇宙飛行士・野口さん、「科学技術特別賞」第1号受賞<読売新聞>
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050928i404.htm
○野口聡一さんに科学技術特別賞<日本経済新聞>
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050928STXKD018728092005.html
○「月面探査にも参加したい」=野口さんが会見-都内<時事通信>
http://www.jiji.com/cgi-bin/content.cgi?content=050930114822X808&genre=soc
【宇宙開発:気象衛星「ひまわり」に不具合】
○「ひまわり」に不具合、6時間ほど観測休止し復旧<朝日新聞>
http://www.asahi.com/science/news/TKY200509240129.html
○ひまわり6号:観測画像、一時送信不能に カメラ止まる<毎日新聞>
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20050924k0000e040034000c.html
【宇宙開発:キューブサット】
○東大生が作った超小型衛星、露ロケットで再び宇宙へ<読売新聞>
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050926i416.htm
○東大生が作った超小型衛星、打ち上げ1か月延期<読売新聞>
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050926ik21.htm
【宇宙開発:神舟6号】
○神舟6号、有人月探査の先遣隊に<人民日報>
http://j.people.com.cn/2005/09/28/jp20050928_53903.html
○神舟6号:宇宙飛行士は聶海勝氏らペアか<中国情報局>
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0928&f=national_0928_002.shtml
○神舟6号:打ち上げ10月13日、着陸は内モンゴルか<中国情報局>
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0926&f=national_0926_003.shtml
○中国:2回目の有人宇宙船、打ち上げは10月13日<毎日新聞>
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20050925k0000m030032000c.html
【天文:宇宙初期に巨大銀河】
○巨大な赤ちゃん銀河、NASA発見 銀河系の8倍の重さ<朝日新聞>
http://www.asahi.com/science/news/TKY200509280103.html
○宇宙の初期にも巨大銀河 NASAが観測、常識覆す<産経新聞>
http://www.sankei.co.jp/news/050928/kok015.htm
【その他】
○米グーグル、NASAと先端分野の研究開発で協力<日本経済新聞>
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?i=2005093002593aa
○青い地球クッキリ、岐阜大など画像教材を開発<読売新聞>
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050927i505.htm
○宇宙飛行士の候補者を公表、ウェブ上で投票へ マレーシア<CNN日本語版>
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200509260020.html
○「カトリーナはニッポンヤクザのしわざ」 お天気キャスター退社<CNN日本語版>
http://www.sankei.co.jp/news/050924/kok050.htm
ニュース解説
【天文】
これだけだとよくわからないので、NASAのサイトを見に行きました。どうやら、ハッブルとシュピッツァーの2台の宇宙望遠鏡を使っての観測だそうです。あまり詳しいことは書かれていなかったのですが、どうやらビッグバンから数百万年程度の時代に、かなり大きな銀河が出来ている、ということだそうです。しかも、我々の銀河の8倍くらいの重たさだとかで、新しい星の形成は止まっているとのこと。
うーん、スペクトル観測でそこまで確定できるのかなぁ・・・。確かに今のモデルでは、銀河は球状星団程度の大きさの天体がいくつも合体して出来ると考えられているので、ある程度の大きさに成長するには、時間がかかるとされています。
やっぱりもうちょっと論文を突っ込んでみてみないと、プレスリリースごときではよくわかりませんね。また情報を追いかけてみようと思います。
【宇宙開発】
中国はとりあえず目標を定めて、一歩ずつ課題をクリアしていっているようです。それに対してアメリカの方は、シャトル開発が誤りであった、ISS建造は間違っていた、という釈明に追われ、なかなか次の目標や、その達成方法が見えてこないですね。
さて、我が日本は野口さんが会見を行ったモノの、彼の乗ったシャトルはすでにNASAでも邪魔者扱いになってしまっています。新型機が開発されるにしても、いきなり日本人が乗れるはずもなく、次に日本人の宇宙飛行士が宇宙へ行くのはいつになるのか・・・最悪の場合は、シャトルは前回のフライトでもって全機引退、新型機も今の段階では設計面でのスジの悪さが目立つので開発に難航し・・・・・ということで、次は10年後かも知れません。
やはり、自国で独自にやる気がないのであれば、ロシアなり中国なりに頭を下げて、連れて行ってもらうしかないのでしょう。
とはいえ、気象衛星「ひまわり」の件はいただけないですね。壊れても大丈夫なように、予備機を打ち上げる予定になっていたはずなのですが、どうなっているのでしょう?JAXAや気象庁のホームページにも情報が見あたらないのですが・・・早いこと何とかしないと、もし今度壊れたらほんとにシャレにならなのですが。
【その他】
マレーシアでは、宇宙飛行士を国民の人気投票で決めるみたいですね。いいのかなぁ?それともある一定レベルのメンバーを選出したら、あとは国民のウケの良い人間を送ろうということなのでしょうか?なんとなく、宇宙開発機関が最終選考をなげてしまったようにしか思えないのですが。
まぁこんな感じで、確かに人間が宇宙へ行く時代になりました。でも、「ヤクザ」が「ロシアの特殊機材」を使って「台風を制御する」だそうな。ハリウッド映画の見過ぎだとしか思えません。そうか、ハリウッド映画の目的には、こういう国民を育てるというのもあったのか・・・。
編集後記
ブログを廃止して、新たにメルマガとして再出発を果たしました。これまで読んでくださった方々には、もっともっと中身の濃いコメントを提供したいな、と思っていましたので、今後はより深いコメントを週刊で発行していきます。
今回は第1号ということで、ブログの中から再編集しました。今後も、ブログからのこのスタイルは踏襲しますので、よろしくお願いします。
