今日の我が家本紹介はこれです。
「教育のパーソナル化・ソーシャル化が進むリーダーシップ開発の未来」 ミヒニア・モルドベアヌ、ダス・ナラヤンダス著、辻仁子訳、ダイヤモンド社刊
ソーシャル化の話はあまり書かれていませんが、クラウドベースでeラーニング化されるに従い、個別最適化されたコンテンツによる学習が可能となるはず、という論調です。実際問題として、eラーンニングはそういう方向に進んでいますから、この話は正しいです。
要点はPersonal Learning Cloud(PLC)がこれからどんどん進展し、コンテンツも大規模な物から、小さく学習できる単位へと分割され、それぞれの単元に対して習得を証明するバッジなどが提供されるようになるだろうというもの。
同時に、これまで企業がリーダー研修として支払ってきた金額が減少する、またはどうしても対面でしっかりとやらなければいけないところに高額な費用を重点的にかけるようになるだろうということも予想されています。
日本でも同様のことがこれから発生すると考えると、低価格の誰にでも当てはまるものも必要だけど、キチンと個人にフォーカスしてカスタマイズできるものを提供できるかどうかが重要なポイントになって来るんだろうなぁ。