今日の我が家本紹介はこれです。
「Umstrittenes Weltbild」 Robert Henseling著、Verlag Philipp Reclam jun刊
日本語に訳すと「物議を醸す世界観」という事になるそうで。まぁ、後半には天文学の話もあるのですが、第1章は
「占星術とその起源」
でして、まー、真面目に占星術の歴史について書かれているっぽい。ホロスコープの書き方なんかも入っていたり。
でも後半にはかに星雲の写真やら黒点・プロミネンスの写真、あまつさえNGC3031の写真なんてのも載っています。
1939年の本ですが、ドイツでここまでの本が出版されていたとは。
ちなみに著者はアマチュア天文家だとのことです。しかし著書も多く、かなり博識だったことも伺えます。
この本は20年近く前にYahoo!オークションで手に入れました。確かチェコだったかに在住の方が出品されていたかと。
ただ、一つ誤算だったのは、タイトルだけがフラクトゥール(ドイツ文字)だと思って落札したら、本文も全部フラクトゥールだったこと。読めねぇよ…っていうか、読むのにものすごく苦労をします。