今日の我が家本紹介はこれです。
「遊星」 山本一清著、恒星社厚生閣刊
惑星についての啓蒙本です。これも古くて、昭和13年ですから、1938年のものです。太平洋戦争が始まる前ですね。
まぁ当時のものなので、写真も今からすると不鮮明なものしかありませんし、あとはスケッチがメインだったりするわけです。
それでも、当時の惑星についての知識をガッツリと知ることができますので、貴重な情報を得られる本です。
ちなみに著者の山本一清(やまもといっせい)は京都帝国大学教授で、花山天文台の初代台長。この本が出た頃にはIAUの黄道光委員会初代委員長に就任していました。