今日の我が家本紹介はこれです。
「アンゴルモア 元寇合戦記」 たかぎ七彦著、 KADOKAWA刊
これまではヨーロッパの歴史を紹介したコミックを紹介してきましたが、今回は日本史です。もう戦国や幕末は飽きたので、どうでも良いです。ということで、鎌倉時代の元寇です。
1274年の文永の役、そして1281年の弘安の役の2回ありましたが、本作品は文永の役の方。もちろん史実の部分と創作の部分があるわけですが、10巻までは対馬での戦いが描かれています。この部分はアニメにもなりましたが、当時の流人の扱いや、日本武士の戦い方、そして大陸の戦い方が全く違うというのは面白いものです。
11冊目からは博多編に入っています。こちらは歴史の教科書に掲載されていることで有名な「蒙古襲来絵詞」などが参考にされています。実際、博多編の第2巻には、上記を描かせたことで有名な竹崎季長が登場します。
まだ連載中のものですが、当時の日本を知るにはちょうど良い作品ではないでしょうか。