「ハプスブルグ帝国」

今日の我が家本紹介はこれです。

「ハプスブルグ帝国」 岩﨑周一著、 講談社刊

大学時代に歴史の講義を受講していました。その時のテーマが「第一次世界大戦直前のオーストリア=ハンガリー二重帝国」
だったのです。そう、ハプスブルグ家についての話です。

その時から、この家の歴史を追いかけてみると、大変面白い。一時期、スペイン国王も兼ねていたこともあり、その頃の版図はものすごく広かったのです。

この本は、ハプスブルグ家の立上げから始まって、第二次世界大戦後に至るまでの歴史を概観しています。1000年ほどにも及ぶ歴史を辿ると、その中には色々な意味で「とんでもない」人物がたくさんいます。そういう人たちに触れるのも、この本の楽しみでしょう。