ようやく読み終わったぜ、どちくしょう。
「ビッグバン宇宙論 上・下」
サイモン・シン著
青木薫訳
新潮社刊
すごくよく書けている本です。2分冊ではありますが、天文学の、特に宇宙論の分野をここまできっちりと順を追って、かつ周辺で行われていた研究まで盛り込んで紹介した本はないんじゃないでしょうか?
第1章 はじめに神は・・・
第2章 宇宙の理論
第3章 大論争
第4章 宇宙論の一匹狼たち
第5章 パラダイム・シフト
エピローグ
いやいや、ウィリアム・パーソンズとかヘンリエッタ・リービットとかはまだ他の本でも出てくる可能性がありますが、ツヴィッキーまで紹介されてるのはスゴイ。
それと、この本は各章の終わりに、キチンとまとめが書いてあるのです。これがまた読みやすさの一助になっています。
まだの方でご興味のある方は、是非手に取ってみてください。