今日の我が家本紹介はこれです。
「10年後の教室」 山内祐平編、日経BP社刊
これ、2012年の連載を2013年にまとめた本だということなので、ちょうど10年経ったところです。
ではここで取り上げられたMOOC、eポートフォリオ、教授法の共有、ソーシャル・ラーニングがどれだけ身の回りにやってきたかと言うと…
MOOCはそれなりに広まったけどちょっと足踏み状態。
eポートフォリオはまだまだこれから。そもそも学習記録がデジタル化されていない。
教授法の共有は一定の範囲では進みましたが、意識の高い先生だけ。
ソーシャル・ラーニングなんかは全くです。この言葉自体が死んでしまったんじゃないかと思うくらい。
コロナで一気にデジタル化が進んだはずなのにこの体たらく。こりゃダメだとしか言いようがありませんなぁ…