「暁闇のヴォルフ」

今日の我が家本紹介はこれです。

「暁闇のヴォルフ」 緒方てい著、幻冬舎刊

呪いをかけられた人喰い人狼が人間の少女を守りながら旅をする物語。
その力を得ようまたは利用しようとするドイツ軍などとのいざこざを乗り越え、少女との心の交流を深めていきます。

時代考証やドイツ語訳を立てていることからもわかるとおり、当時のドイツの風習や文化、考え方などが随所に出てきます。
フィクションではありますが、軽くドイツに触れられる作品に仕上がっています。