「KYO」

今日の我が家本紹介はこれです。

「KYO」 たかしげ宙作、皆川亮二画、小学館刊

「SPRIGGAN」と同じコンビでの作品ですが、こちらは超自然現象だの超古代文明だのとはまったく無関係で、がっつりと科学系の内容です。
いろんな事件が起こるのですが、そのトリックにはすべて結構マニアックな技術が使われています。

火薬を使わない爆殺には、水素吸蔵合金の粉末を湯沸かしポットに入れるというトリックが使われていました。建物の倒壊には固有振動を使うという手段が取られていました。まぁ、マニアックですねぇ。

手品も最先端の技術を駆使していますし、事件や事故もこういう技術を使うと、いろいろな事ができるんだよということを示した作品として、大変面白い物でした。