「クラッシャージョウ」

今日の我が家本紹介はこれです。

「クラッシャージョウ」 高千穂遥著、朝日ソノラマ(左)・早川書房(右)刊

ようやくここにたどり着きました。というか紹介するのを忘れていましたね。高千穂遥氏の代表作「クラッシャージョウ」です。

旧版は朝日ソノラマから出ていましたが、現在は早川書房に版権が移っております。で、早川書房版はリライトが入っておりますので旧版とストーリー自体は同じであるものの、今の時代に合わせた演出や用語解説、ガジェットの使われ方がしています。

ただし唯一ストーリーに修正の入っている巻があり、それがこの
「連帯惑星ピザンの危機」
です。
旧版は2巻目以降が出るか分からなかったことから派手なシーンを追加していたのですが、ご本人はそれが不満だったと書いておりました。ですので新版としてリライトした際にその部分をバッサリと切っております。本来想定していた形に戻せたということで、作者は満足しているようです。その辺も読み比べてみては如何でしょう?