「言語学講義」 今日の我が家本紹介はこれです。「言語学講義」 加藤重広著、筑摩書房刊言語学の現在と、その問題点などを紹介しているものです。特に最終章では「社会言語学から複雑系言語学へ」ということで、ソシュールの言語学の位置付けをキチンとすることで、その先に進もうとする方向性についての議論をしてくれているのがうれしいです。また第1章では「AI時代の言語学」という節も設けられていますので、そういう観点でも新しい話題が提供されているのが良いですね。 関連