今日の我が家本紹介はこれです。
「ディアーナ&アルテミス」 太田垣康男著、双葉社刊
以前紹介した「MOONLIGHT MILES」と同じ世界観で展開される物語です。「MOONLIGHT MILES」よりも2~30年くらい後のせかいという感じでしょうか。
月面都市ルナネクサスでは人口増加に伴う水不足が発生。水関係のトラブルに対処するため、SGポリスに専門部隊が創設され…という流れです。
実際「月には大量の水がある」などと言われていますが、ものすごく広いエリアの土壌を処理しないと使える水にはならないわけで、それこそ地球上の砂漠だって大量に土を処理したら水が取れますよ、と言っているのと同じです。
地球の場合はどうにでもして水を確保することが可能ですが、月の場合は合成するか、彗星のかけらでも取ってくるしかないですから、将来は大変だろうなぁ。そういう意味では火星の方がまだ水の確保は楽かも知れません。