「彼らはどこにいるのか」

今日の我が家本紹介はこれです。

「彼らはどこにいるのか」 キース・クーパー著、斉藤隆央訳、河出書房新社刊

今年出た本です。最新の本ですので、METIや巨大構造物かも知れないものを含め、様々な最新情報を取り込んでいます。また、イルカとのコミュニケーションがどの程度進んでいるのかについての情報は大変ありがたいものです。

正直、異星人とのコミュニケーションに関してはCONTACT Japan5で検討した以上の情報はあまりない感じがします。
例えばイルカとのコミュニケーションなどがそうです。異星人と対話を行うどころか、我々人類は同じ星に住むイルカやクジラとの意思疎通すらまともにできていないわけで、異質な、そして知的であろう生命体とのコミュニケーションがいかに難しいのか、という点をまだまだ認識できていません。
また、「銀河百科事典」のくだりがありますが、これはCONTACT Japanでもやっていた
「百科事典を交換して、お互いの言語がわかったことにしよう」
という前提と何も変わりません。そして、この手法が上手く行かないであろう事はCONTACT Japan5で私の得た最大の成果でもあります。

あれからもう20年近く経つわけですが、そんなに変わってないなぁ…情報発信が上手く行っていないのかも知れません。