「百万光年のちょっと先」

今日の我が家本紹介はこれです。

「百万光年のちょっと先」 古橋秀之著、集英社刊

「百万光年のちょっと先、今よりほんの3秒むかし」
で始まる短編集です。基本的には
「むかしむかし、あるところに…」
で始まる昔話と同じ形式ですね。ただし、SF仕立てで、遙かな未来から、ちょっと昔を振り返るという形式です。千夜一夜物語のSF版と言うべきなのかなぁ…

まぁ、ハードSFではないですけどね。あくまでもSF的要素を持った寓話みたいな感じで。…寓話でもないか…とりあえず、不思議な雰囲気を持った作品であることは間違いないのですが。