「異星人の正しい創り方」

今日の我が家本紹介はこれです。

「異星人の正しい創り方」 Stanley Schmidt著、CONTACT Japan訳

原題は「Aliens and Alien Societies」です。異星人を考えるうえで、まずは地球人および地球上の文明や文化が育んできた成果を解説し、どれだけの多様性があるかを説いているのも特徴です。

とはいえ、「異星人の言語」でも、別にどうやれば異星人っぽい言語が創れるのか、みたいな話はありません。あるのは、様々な地球言語のバリエーションです。そこから考えろということなのでしょう。それはそれで面白い。少なくとも、考えるのに必要な情報は与えられていますから。

他にも天文学、生物学、社会学など、様々な観点から解説している章がありますので、「地球人の持つ多様性とは?」を知る上でも役に立つ資料だと思います。