「優しい煉獄」

今日の我が家本紹介はこれです。

「優しい煉獄」 森岡浩之著、徳間書店刊

デジタルクローンが作られるようになった時代。そのデジタルクローン達は昭和を模された街に住んでいます。この街は、どんどんリソースを潤沢に使える様になり、そのたびに珈琲が冷めるようになったり、ついには犯罪までが可能になります。

主人公はその世界で探偵を営み、持ち込まれる様々な事件を解決していく…という物語です。電脳世界ならではの仕掛けがあり、私達の住む世界との違いがでてくるのが面白い作品です。

ちなみに続編として「地獄で見る夢」があります。