今日の我が家本紹介はこれです。
「シドニアの騎士」 弐瓶勉著、講談社刊
地球が滅亡してから数百年。地球を逃れた人々は大規模な移民船、通称「播種船」で宇宙をさまよっていた。しかし、そこにも地球を滅ぼした相手が追いかけてきていた…
播種船を守り、新たな新天地に定住するべく戦う人々を描いた作品です。ただもう、生き残るためにはいろんなものを切り捨て、遺伝子操作も行い…という、かなり追い詰められた人類の話です。
この手の追い詰められ方は「翠星のガルガンティア」のヒディアーズにも通じるものがありますし、それこそ
「どんな姿になったとしても生き残る」
というのは「宇宙戦艦ヤマト2202」でも描かれた内容です。ちなみにヤマト2202では手足をサイボーグ化したとしても何が何でも生き残るという覚悟を示したセリフがあり
「そこまでやらなきゃダメなのか?!」
という叫びを持って、人類とはどういうものなのかを問う内容になっていました。