「彼方のアストラ」

今日の我が家本紹介はこれです。

「彼方のアストラ」 篠原健太著、集英社刊

これもアニメ化されましたね。遙かな未来、高校生のグループが近隣の惑星に学校のキャンプへ行きます。が、その時に知らない場所に飛ばされてしまい、死にかけます。偶然そのすぐそばにあった宇宙船に乗り込むことができ、自分たちの母星に帰ろうと奮闘するという物語です。

途中、同型の宇宙船に眠っていた女性を助けますが、彼女は地球人。
「え、僕たちはアストラから来ましたけど?」
一体、主人公達の正体は? 寒冷化した地球から脱出しようとした女性の知る歴史と、主人公達が知っている、途中から分岐している歴史。ここはパラレルワールドなのか? そもそも何故主人公達は知らない場所に飛ばされたのか。

様々な謎を解き明かしながら物語は進むという、どんでん返しが楽しい作品です。