「ロボットに遊んでもらう本」

今日の我が家本紹介はこれです。

「ロボットに遊んでもらう本」 博学こだわり倶楽部編、河出書房新社刊

1999年の本ですので、かなり古くなってしまいました。それでも当時のロボットのレベルを知るには十分です。というか、まずロボットの歴史を知りたければ、この辺りを一通り押さえておきたいものです。

この本ではAIBOやLEGOのマインドストームを始め、ロボットとは呼べないようなお遊び程度のものから、ペットロボット、ASIMOの基となったP3などの人型ロボット。さらには産業ロボットや深海や宇宙などで活躍する探査機まで、様々なロボットを数多く紹介しています。

さらにはその頭脳として「ニューラルネットワーク」が期待されると書いていたりします。実際に現在のAIの基本はニューラルネットワークですので、この本では(たぶんそこまで深くは考えていなかったとは思いますが)今の進歩を予見するかのような記載まであります。