今日の我が家本紹介はこれです。
「フロー体験とグッドビジネス」 M.チクセントミハイ著、大森弘訳、世界思想社刊
フローの大家、チクセントミハイの本です。
「フロー」というのは
「人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚」
を意味しています。いわゆる「ゾーンに入った」とか「神が降りてきた」みたいな状態と言えば良いでしょうか。
私も前々職の際には、まさにこの「フロー状態」を体験したことがあります。スライド投影機に入れるスライドの原版を0.1mm単位で動かし、1度未満単位で回転させるという作業があったのですが、映したスライドを見た瞬間にどれだけ動かせば良いかが分かり、その通りに指先の感覚だけで一発で修正するというのを、何十枚も連続でやっていました。
ちなみにこの「フロー」ですが、スキルレベルが高い人に、挑戦レベルの高い課題を与えた際に入るんだそうな。チクセントミハイのフローモデルには
「メンタルステート図」
というのが良く書かれているので、それを参考にして下さい。
ちなみにチクセントミハイは「フロー体験」についての書籍を数多く出していますので、そちらを先に読んでいただいても構いません。