今日の我が家本紹介はこれです。
「Learn Better」 アーリック・ボーザー著、月谷真紀訳、英治出版刊
より身につく学習法を提言してくれる本です。これが合う人、合わない人があるかもしれませんが、暗記法ほど個人の特性には依存しないのではないでしょうか。
ここでは全体を6つに分けています。それらは
①価値を見いだす
②目標を決める
③能力を伸ばす
④発展させる
⑤関係づける
⑥再考する
です。
まず自分にとって、これを学習する「価値」はなにかを考え、そのためにどこまで達すれば良いかの目標を決めます。
目標が決まれば能力を伸ばす学習を行い、それを発展させます。
そして、ここからが重要なのですが、それを他のスキルなどと関連付けをし、再度、この状態で良いのかを考え直すわけです。もしもっと伸ばす必要があるなら、再度目標設定をやり直します。その際、⑤を意識するのが重要です。
単発で資格を取ったり、何となくで学習をする人も多いかも知れませんが、重要なのはそれが何の役に立つのか?です。
ちなみに私の場合、今のスキルをマップ化していて、今後マップのどこを埋めると、どういうことが出来る様になるのか、それがどんな意味を持つのかを考えてから学習を始めます。ただし、本は何でもかんでも手当たり次第読む癖がありますので、意外とマップのあちこちにスキルが点在しています。間を埋めるだけで新たなスキルや展開が出来る様になるので、当面この学習法というか生き方を変えるつもりもないのですが。