「宇宙究極の謎」

今日の我が家本紹介はこれです。

「宇宙究極の謎」 立花隆コーディネート、クバプロ刊

宇宙開闢・初期の様子から始まり、最初の星(First Star)、さらにはダークマターやダークエネルギーまで、まだまだ分かっていないことをその筋の研究者が解説するという構成の本です。宇宙物理系のトップレベル研究者が並んでいて、壮観ですなぁ。

この書籍の出たのが12年前。でもそれから今まで、大きな進展のあった分野はあんまり無いんですよね…この12年のでかいニュースと言えば
「重力波の発見」
「ブラックホールの直接撮像」
くらいしかありませんし、多少精度が上がったり、遠方の天体が見えるようになったところで、クリティカルではないんですよね…
あーそう言えば、ハッブル定数の値が再び揺らぎ始めたかなぁ。この本が出た頃は78くらいでみんなが合意してたんだけど、80越えの数字も出て来たしね。できればもっと小さい値が出て欲しい気もするんだけど。