「リングワールド」

今日の我が家本紹介はこれです。

「リングワールド」 ラリイ・ニーヴン著、小隅黎訳、早川書房刊

昨日に引き続き、ラリイ・ニーヴンです。今度は長編。

SETIがらみでは「ダイソンスフィア」と呼ばれる、恒星をすっぽり覆ってすべてのエネルギーを利用する天体を発見しようという試みも提唱されています。

リングワールドはダイソンスフィアの一部であると考えることができますので、そういう天体が発見されたら、それはどういう世界なのか、を想像すると、こんな小説になるわけです。

因みに、後々、リングワールドには力学的な問題点があるとわかり、続編ではその解決方法で発生したイベントに振り回されるという設定も出てきます。