「アストロバイオロジー」

今日の我が家本紹介はこれです。

「アストロバイオロジー」 小林憲正著、岩波書店刊

昨日に続いて宇宙における生命についての書籍です。

宇宙において生命とはどの様に発生するのか。どの様な条件を備えた星であれば発生するのか。そのような条件を満たす星はどこにあるのか。
そもそも生命とはどの様なものなのか。何をもって生命と定義するのか。

そういう「生命」をキーワードにして宇宙を観るのがアストロバイオロジーだと言っても良いでしょう。それは太陽系内でも構いませんし、太陽系外でも構いません。例えば、星間ガス雲の中で発見される有機分子が、どの様にして惑星に取り込まれて生命の材料になるのか、についても対象となり得ます。

幅が広すぎるので、ジャンルを絞るのが難しいのですが、この本はその入門としては良いのではないでしょうか。