「なぜ、成熟した民主主義は分断を生み出すのか」

今日の我が家本紹介はこれです。

「なぜ、成熟した民主主義は分断を生み出すのか」 渡瀬裕哉著、すばる舎刊

トランプが大統領の時はあまり書こうと思わなかったのですが(まだ大統領ですが)、この4年の間にずいぶんと分断が進んだように見えます。ただし、正確にはもっと前からあった分断が、この4年で誰の目にも明らかに分かるまで表面化しただけです。

実のところ、分断はアメリカだけで起こっているわけではありません。ヨーロッパもそうですし、日本でもずいぶんと分断が進んだように思います。

それについての理由とおぼしきものを提示してくれている本です。もちろん書かれている内容の全てを受け入れたわけではありませんが、ヒントにはなるでしょう。