「言ってはいけない宇宙論」

今日の我が家本紹介はこれです。

「言ってはいけない宇宙論」 小谷太郎著、幻冬舎刊

初心者向けにはちょうど良い本ではないでしょうか。特に最先端というか、仮説だらけでなんだかよく分からないジャンルを網羅しているのが良いですね。以下の7つをカバーしています。

1.陽子崩壊説
2.ブラックホールの蒸発
3.多世界解釈
4.ビッグバン宇宙論、定常宇宙論
5.ダークマター、ダークエネルギー
6.量子重力
7.人間原理

特に多世界解釈や人間原理は、本当にそれで良いのか?と思わなくもない内容です。私にとってはダークマターやダークエネルギーも同列なんですけどね。

これらの生まれた背景などを知るには、ちょうど良い難易度の本だと思います。