今日の我が家本紹介はこれです。
「航空宇宙軍史」 谷甲州著 早川書房刊
地球VS外惑星連合(ガニメデ・カリストが主力)の戦争(第1次外惑星動乱)を描いた連作短編集です。一部長編もありますが。宇宙で戦争をすると、こういう兵器体系で、こういう戦闘になるんだろうなぁというのがわかります。
基本的に国力で劣る方は、奇襲で先手を取って、あとは和平交渉に持ち込むしかないのですが…当てが外れるとじり貧になっていくというのは、太平洋戦争時の日本を見ているようです。ちなみに現在は完全版が全5巻で出ています。
そして最新刊は、「新・航空宇宙軍史」としてタイタンを主力として外惑星連合が再結成されての第2次外惑星動乱が描かれています。現在「コロンビア・ゼロ」と「工作艦間宮の戦争」が出版済みです。