「シンギュラリティ・スカイ」

図書館で借りだし、ようやく読みました。

「シンギュラリティ・スカイ」
 チャールズ・ストロス著
金子浩訳
早川書房刊

本屋で立ち読みしたときに、あんまり面白そうな感じがしなかったんですよね。でもまぁ借りて読むなら良いかなぁ?と。

で、結論。いろいろ詰め込みすぎてて、何をやりたかったのかがよく分からない。確かに相対性理論でいろいろ遊んでいたり、「情報」についての理論を構築したりしているので小道具としては面白いのですが、全体を通してのストーリーを見ると、あんまり面白くないんですよ。まぁ、本人も満足した出来ではないことを書いていますから、そうなのかもしれませんけどね。