ちょっと前に読み終わっていたのですが、バタバタしているうちに書きそびれていました。しかも本がどこに行ったのか分からなくなってるし(汗)
「太陽の中の太陽」
カール・シュレイダー著
中原尚哉訳
早川書房刊
「リングワールド以来の奇想天外な世界」という謳い文句に偽りなし、というところですかね。まぁ
「その風船はどうやって維持してるんだよ?」
とか
「その風船はどういう軌道に乗ってるんだよ?」
とかいうツッコミを入れ始めるときりがないと言えばきりがないんですけどね。無重量だけど空気があると、木で出来たジェットエンジンで動く宇宙船が出来るとか、まぁなんというかすごくファンタジーの世界だなぁとか思ってしまいましたね。でもちゃんとコリオリ力なんかの描写もあったりするし、それなりに考えているのはわかりました。
3部作らしいので、あとの2冊が翻訳されるのを楽しみにしたいと思います。