「iPhoneをつくった会社」

一度Apple社の歴史を振り返っておきたかったので買ってみました。

「iPhoneをつくった会社」
大谷和利著
アスキー・メディアワークス刊

Apple信者がApple普及のために書いた本、と言っても良いでしょう。Apple社の良いところがキチンと説明されていますし、iPhoneもかなり正当にその位置づけがなされています。読むとiPhoneが欲しくなるはず(笑)

ただし、Appleの悪い点は書かれていません。私はマイクロソフトが嫌いですし、Appleはそれよりはマシなのですが、でもAppleの製品を買おうという気はあまりありません。それはSafariブラウザを信用していないからです。もうちょっというと、Appleの作るソフトを信用していません。Safariは確かにレンダリング速度が速く、結果としてページの表示も速いのでしょうが、セキュリティがあまりにもお粗末すぎます。例えば

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などを見ても分かるとおり、偶然かもしれませんがSafariにはセキュリティホールが多すぎます。つぶしてもつぶしても重大な脆弱性が現れるあたりは、Safariのシェアを考えると、ライバルであるインターネットエクスプローラーやFirefoxと比べても危険なほど多すぎると感じてしまいます。シェアが低いからセキュリティに対する積極性も低いのではないか?と勘ぐりたくなるほどです。Macはシェアが低いため、ハッカーやクラッカーと呼ばれる人たちも、ウィルス製作者もあまり相手にはしていないにも関わらずこれなのですから。

もちろんWindowsにもLinuxにも、IEにもFirefoxにもセキュリティ上の脆弱性はありますが、開発者の人数が多いために、対応も早いです。しかしAppleはおそらく開発者の人数不足なのでしょうが、対応も遅いような感じが離れません。

Appleの製品はイノベーションを感じさせてくれる、大変良い製品が多いです。時代を変える力も持っているでしょう。それは認めますが、あのセキュリティの低さでは、メインで使う気にはとてもではないですがなれないですね。