●さらなる「真空の相転移」が発生したら

宇宙には現在4つの力があります。それらは

1)重力
2)強い力
3)弱い力
4)電磁気力

です。たぶん宇宙の開闢時には1つしかなかったのが、上記の順番で分かれてきたのだろう、と。その際に起こったのが

「真空の相転移」

です。真空のエネルギーレベルが3回変化したという考え方です。ちなみに3と4は「弱電理論」で統合され、2まで統合されるのは「統一理論」と呼ばれています。そして1まで統合するのは「大統一理論」です。

で、ですね。もしさらに真空の相転移が発生したらどうなるのかな、と。つまり4の電磁気力がさらに分かれる可能性があるのではないかと考えたわけです。というのは、
「魔法を科学で再現しよう」
を書いているときに、最も問題となるのは
「そのエネルギーをどこから調達するのか?」
です。

もしかしたら「第4の真空の相転移」を発生させれば、エネルギーを確保できるのではないか、と考えたわけです。するとそのエリアでは電気力と磁力が分かれるのかもしれません。もしそうであれば一体何が起こるのか。電気力と磁力が別々の力になった場合、電磁波が発生しなくなるかもしれません。そうなると光子(フォトン)が存在しなくなります。電磁気力は光子を媒介していますが、電気力と磁力に分かれてしまった場合、電気力子(エレクトン)と磁力子(マグネトン)に分かれるのかもしれません。すると、人間の眼は光子(フォトン)にしか対応していませんので、「第4の真空の相転移」が発生した領域では何も見えなくなるのではないでしょうか。

一方、人間の身体や惑星、身の回りのものなどはどの様な影響を受けるのでしょう? 少なくとも電磁石が無くなると思われますので、発電機を使った発電ができなくなります。モーターも使えません。ただし、電気自体は太陽光発電でのみ取り出せる可能性はあります。

一方、ダイナモ理論が意味を成さなくなりますので、下手をすると惑星の磁場が消失するかもしれません。太陽フレアも発生しなくなりそうです。いや、磁場は磁場として残るのかな?もう少し検討が必要そうです。

でも恒星からやって来た光は、対象エリアに入射した途端消滅するのかな。もし「第4の真空の相転移」が発生した領域が恒星をのみ込むほどの大きさになってしまうと、そもそも恒星は残るのかな。どうやって中心部で発生するエネルギーを発散するんだろう?こういうのも考えると面白いよね。