もう少し定期的に更新する必要がありますよね。4ヶ月半振りの更新となってしまいました。「毎週書くぞ」って書いてたアレは何だったんだと反省。
「くちべた食堂」
梵辛著
KADOKAWA刊
お昼にランチ営業をしている飲食店の女性店員さんと、5年間スルーしていたけど入ってみたら美味しくて
「この5年間何やってたんだ私は! 毎日通うぞ!」
と心に決めた高校の女性英語教師の話です。
どちらもお互いに声をかけづらい感じがしていたために、いろいろと妄想をしてしまうわけで、それが面白い。
教員の方は
「推しの店員さんが私のために毎日手料理を作ってくれる。外食産業ってヤバくね?」
とか
「お店とテイクアウトの差分が100円。あの雰囲気とか店員さんの笑顔が立った100円なんて、普段から大赤字なんじゃ?!」
などと考えてしまう辺り、もう何かが壊れている感じがする作品です。いや、面白いんですけどね。
現在4感まで出ていますが、この作品、アニメ化しないかなぁ…