今日の我が家本紹介はこれです。
「AIの遺電子 Blue Age」 山田胡瓜著、秋田書店刊
主人公がまだインターンだった頃の話です。シリーズの基本は押さえた状態でアンドロイドと人間との関わりを考えていく内容です。
一巻では「無脳症」で脳が存在しない状態で産まれてしまう赤ん坊に、電脳を入れるという話が出てきます。
「その子に魂はあるのか?」
という哲学的な話題ですね。そもそも人間だって魂なるものは存在しないかもしれないし、AIのディープラーニングを知れば知るほど、人間の脳だって複雑なだけのAIと大して変わらんのだろうなぁという感想を持ってしまいます。
でもまあ一般人はそれでは納得しないだろうからこういう作品があるのは良いことだと思います。