今日の我が家本紹介はこれです。
「AIの遺電子 RED QUEEN」 山田胡瓜著、秋田書店刊
「AIの遺電子」の続編です。アンドロイドの電脳の中にウィルスを仕込む大元を探して、主人公は医師を引退?してとある国に潜り込みます。そこには自分の育ての親の電脳をコピーしたアンドロイドが複数体存在して、非合法なことにも手を染めていました。
自分の出生の秘密にまで遡りながら、出会った人やアンドロイドとの交流を描いています。実際に有機物で体を構成したアンドロイドが世界に溢れたときに発生するであろう犯罪を、いろいろと出しているあたりが未来を先取りしている形になっています。