今日の我が家本紹介はこれです。
「平安ブレイズ」 緒方てい著、少年画報社刊
京都を舞台に異能の持ち主たちがあやかしと戦う話。主人公の使う異能の発動は、本来なら生きて使われるはずだった魂のエネルギーが使われるという設定で、死なざるを得なかった恋人の力を使っています。
登場人物は皆なんらかの重たい過去を引きずっており、それを乗り越えながら先に進んで行こうとするストーリーに、人間の絶望や希望を見ることができます。
自分の死を予感したりという話もあり、女性が多い話ではありますが、重たい話ですね。