「ゼロから始める魔法の書」

今日の我が家本紹介はこれです。

「ゼロから始める魔法の書」 虎走かける著、KADOKAWA刊

この本では魔術と魔法は別のものとして区別されています。
魔術は魔法陣、生け贄などを用いて悪魔を召還し、悪魔に様々な超常現象を起こさせるもの。
一方魔法の方は「悪魔の契約法則」の略とされていて、悪魔を呼び出すことなく超常現象のみを引き起こす。非常に手軽で習熟すれば誰でも使えるようになるため、危ない技術とも言えます。

魔法の開発者である「ゼロ」が魔法についてまとめた「ゼロの書」が何者かによって持ち去られたため、それを取り戻すための旅を語った本です。

物語はゼロの書の争奪戦から始まり、やがて世界のあり方を問う内容へと発展していきます。詳しくはネタバレになりますので、興味のある方は是非。
ちなみにアニメ化もされています。